播磨町議会 > 2022-09-07 >
令和 4年 9月定例会(第3日 9月 7日)

  • "交通安全"(/)
ツイート シェア
  1. 播磨町議会 2022-09-07
    令和 4年 9月定例会(第3日 9月 7日)


    取得元: 播磨町議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-03
    令和 4年 9月定例会(第3日 9月 7日)             令和4年9月播磨町議会定例会会議録                            令和4年9月7日開設   1.議 事 日 程     第 1 一般質問 1.会議に付した事件     日程第 1 一般質問 1.会議に出席した議員(14名)     1番 野 北 知 見 議員       2番 松 岡 光 子 議員     3番 宮 宅   良 議員       4番 大 北 良 子 議員     5番 香 田 永 明 議員       6番 大 瀧 金 三 議員     7番 木 村 晴 恵 議員       8番 松 下 嘉 城 議員     9番 神 吉 史 久 議員      10番 河 野 照 代 議員    11番 岡 田 千賀子 議員      12番 藤 原 秀 策 議員    13番 奥 田 俊 則 議員      14番 藤 田   博 議員 1.会議に欠席した議員    な  し
    1.会議に出席した説明員(12名)           佐 伯 謙 作    町長           平 郡 秀 幸    教育長           岡 本 浩 一    理事           長谷川 善 一    理事           高 見 竜 平    理事           浅 原 浩一郎    会計管理者           日 野 統 内    危機管理統括           沖 崎 充 世    福祉統括           竹 内 彦 智    都市計画統括           福 本 善 夫    土木統括           藤 原 崇 雄    上下水道統括           堀 江 昌 伸    教育総務統括 1.会議に出席した事務局職員(3名)           橋 本   優    議会事務局長           田 中 真 司    庶務・議事チームリーダー           小 笠 理 恵    庶務・議事チーム主査                 開会 午前9時58分 ………………………………… ◎開     議 ………………………………… ○議長(河野照代君)  おはようございます。  藤原秀樹理事及び山口 智理事から欠席の報告を受けております。  本日の会議を開きます。  なお、報道関係者から、カメラによる写真撮影の申出があり、許可しています。  本日の議事日程は、お手元に配りましたとおりです。  これから直ちに日程に入ります。 …………………………… ◎日程第1 一般質問 …………………………… ○議長(河野照代君)  日程第1、昨日に引き続き「一般質問」を行います。  政風会、岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  おはようございます。それでは、通告に従い、2項目について質問します。  1、安全・安心なまちづくりを。  (1)町道浜幹線道路の安全対策を。  町道浜幹線道路は、2015年に役場前から明石市との境までの約1,300メートルが供用開始され、その周辺は開発が一気に進んでいます。  町道浜幹線道路は、快適な環境に恵まれ、通勤や生活道路として活用され、播磨南小学校、中学校、高等学校の通学路にもなっています。  しかし、信号機は播磨南中学校北側に1基のみで、他の横断歩道には信号機がありません。信号機のない横断歩道で横断待ちの歩行者がいる場合、車は停車しなければなりませんが、学校周辺の通学路にもかかわらず、実際、多くの車が停車せず、なかなか横断できないという実情があります。  これまでにも子供たちを含む住民の方々から再三にわたり横断歩道の安全確保に関して御意見を聞き、通学路の安全確保対策を取り上げてきました。  思いやり横断歩道や交差点注意等の看板も設置されていますが、効果は薄いようです。あわせて、播磨南高等学校の生徒との意見交換会でも、徒歩や自転車で通学している生徒から、学校グラウンド北側の信号機のない横断歩道で車が停車してくれる方法はないだろうかと聞いており、改めて町道浜幹線道路の安全対策について質問をします。  ①町長公約の1つに、全通学路を再点検し、安全な通学路を確保するとされています。これまでと異なる新たな点検方法の内容。また、実施、分析の方法は。  ②速度制限の減速は。  ③ドライバーに、歩行者優先という基本を徹底する対策は。  ④子供を含む歩行者に横断の意思表示を示してもらう、そんな対策は。  ⑤植え込みの中、電柱などに設置されている交差点注意等の看板の点検を含め、町道浜幹線道路の安全点検は。  ⑥高額な設置費用がかかるとされる信号機や押しボタン信号機に代わるものとして、歩行者横断点滅表示灯があります。これは、横断歩道に歩行者がいることを知らせる製品で、新設のポールに太陽電池パネル、LEDを用い、ボタンを押すと横断あり等の注意看板が発光点滅し、いち早くドライバーに警告するもので、ぴかっとわたるくんという名称です。本年4月に明石市が西日本で初めて新設され、効果を上げていると新聞等で見聞きした装置ですが、町としての見解は。  ⑦町道浜幹線道路の開通当初、山陽電鉄南側の道路や、二子地区内の生活道路における朝の通勤車の抜け道としての混雑は、幾分解消されていたようですが、住宅地の開発により通学路、地域の生活道路としての活用も増加しています。新島連絡協議会等での生活道路通り抜け禁止や注意喚起看板の更新等の検討は行われているのでしょうか。  (2)安全・安心な地域づくりを。  町長公約に、駅周辺や通学路などを中心に町内全域に100メートルごとに防犯カメラ(見守りカメラ)を大規模に設置し、子供、認知症高齢者の見守りを強化するとされています。これまでの設置方法から転換され、町が主体となって公共施設以外への新設を進め、安全・安心の地域づくりを進められるという防犯カメラ(見守りカメラ)を新設することは大いに評価したいと思い、概要を伺います。  ①これまで町主導で設置されているカメラの台数は。  ②自治会等が補助を受けて設置している現在のカメラの台数は。  ③設置されるに当たり、学校や住民、自治会などへの周知方法やパブリックコメント、アンケート等の実施は。  ④加古川市が2016年度から設置されているような見守り機能を持った防犯カメラ(見守りカメラ)の設置が望まれますが、見解は。  ⑤新たに設置する台数と予算の財源措置は。  (3)認知症高齢者等個人賠償責任保険事業の導入は。  2025年、団塊の世代約800万人が75歳以上に到達します。高齢化に伴う認知症患者は、700万人にも上るとも想定されています。  町長公約の安全・安心な地域づくりの中に、認知症高齢者等個人賠償責任保険事業の導入が掲げられています。認知症になっても地域で安心して暮らせるまちを目指していくための重要な施策の1つである認知症対策について、伺います。  ①町内の認知症患者数の把握は。  ②保険料の負担は。  ③保険に加入するための認知症認定や申請に係る費用負担についての見解は。  次に、2、子育て環境の充実を。  (1)安心して子育てできる保育体制を。  病後児保育は、子供のけがや病気等の回復期などに保護者が仕事などでどうしてもそばにいてあげられないときに保育を行うものです。現在、町内では、播磨中央こども園で病後児保育が実施されています。  病児保育は、急なけがや病気などで家庭での育児が難しい場合、子供を一時的に預かり、症状に応じた対応ができる施設です。しかし、現在まで町内にはありませんでした。病児保育の要望は、それほど多くはお聞きしておりませんが、働く保護者にとって、もしもの際に町内に信頼できる預け先があるということは、子育て環境の整備において効果があると思い質問いたします。  ①これまでの病児・病後児保育事業の状況は。  ②病後児・病児保育は、利用者の平準化が見込めず、人件費等が高額になると認識しています。採算性に着目した事業運営ではなじまない事業であるため、事業の評価及び費用対効果はどのように判断されるのでしょうか。  ③子育てしやすいまちづくりを目指す上で、病児保育の実現は必要と考えますが、町内の施設で対応するための課題と対策は。  (2)幼稚園の完全給食化を目指して。  これまでの子育て支援策は、児童福祉法を基本に福祉の考えに基づき、対象者を限定してきました。しかし、現在は女性の社会進出が進み、保育を利用する世帯は増加し、一般化しています。  飽食の時代と言われながら、発育・発達に必要なエネルギー、栄養が取れていない子供たちも存在するようです。朝食を食べないのは数年前までは中学生に多かったように思いますが、現在では就学前の子供にまで広がっているようです。子供時代の食の問題は、大きくなってからも影響があり、生涯を通じ健康上の課題にもつながっているとも言われています。  さて、中学校の完全給食化を推進していたときに、保護者の手作り弁当は親子の絆を深める愛情弁当、親の子育て力を高めることから、中学生への完全給食には賛成できないという意見もありましたが、2010年3学期からデリバリー方式での中学校完全給食が始まり、現在は、2小学校の給食室で調理し、2中学校に配送する親子給食になり、生徒たちの給食アンケートでも好評と伺っています。  認可保育所では、給食の提供は義務であり、保育所保育指針の中で、給食は保育の一環として位置づけられています。これからの子育て支援策は、所得や職業、家族形態等で区別されることなく全ての世帯を対象に、必要に応じたサービスの提供を目指すべきと考えます。  令和5年度から、播磨西小学校調理室で調理し、播磨西こども園に出来たての給食が届けられ、就学前の子供たちにも完全給食が実施される予定です。  そこで、他の幼稚園の保護者からも、3歳児以上の完全給食実施について、様々な声が届いています。町長公約と幅広い子育て支援の観点からも、幼稚園での完全給食化は進めるべきときが来ていると感じ、質問します。  ①幼稚園の完全給食化について、町長の見解は。  ②保護者の意見集約の実施予定は。  ③実施を目標とした調理場所等、今後の構想は。  ④給食の地産地消食材に対する補助は。  ⑤小中学校での給食における食育に関しての現在の取組は。  ⑥園児への食育の推進は。  以上です。 ○議長(河野照代君)  答弁、佐伯謙作町長。 ○町長(佐伯謙作君)(登壇)  政風会、岡田千賀子議員の1点目の御質問、安全・安心なまちづくりをについてお答えいたします。  (1)の①についてですが、現在は学校側から危険箇所を報告していただき、それらをまとめて通学路安全推進会議にて協議を重ね、合同点検を実施した上で安全対策を講じてまいりました。  今後につきましては、PTA等からも危険箇所の情報を提供いただき、その情報を通学路交通安全プログラムに基づき、安全対策を講じてまいります。  ②についてですが、町道浜幹線の速度規制は、最高速度50キロとなっています。生活道路における交通安全対策としては、最高速度30キロの区域規制とハンプ等物理的デバイスとの組み合わせによるゾーン30プラスと言われるものがありますが、この制度は、地域住民に負担を強いることにもなりかねます。また、町道浜幹線は、生活道路ではないことから、この制度利用は困難と考えております。  ③についてですが、播磨南中学校前の横断歩道においては、加古川警察より思いやり横断歩道の指定を受け、歩行者優先の看板等を設置するとともに、播磨南中学校等の生徒会の皆さんにも御協力いただきながら、加古川警察とともに啓発活動を行っております。  ④についてですが、幼稚園、保育園、小学校で、警察とともに毎年交通安全教室を実施しており、その中で、幼稚園児、保育園児、小学1年生の児童は歩行訓練、小学校3年生は自転車の訓練を行っており、その中で横断歩道の渡り方についても学んでおります。今後とも継続して実施していき、交通安全に対する意識づけを図ってまいりたいと考えております。
     ⑤についてですが、町道浜幹線の交差点手前の電柱に設置しています交差点注意の立て看板については、当該道路の開通時に新設された交差点の明示や、危険注意喚起を促すために設置したものでございます。これらについては、周知の役割も終え、老朽化することにより通行の妨げとなる場合もあるため、今後、撤去いたします。また、電柱の巻き看板については、点検を行い、必要があれば補修を行います。また、播磨南中学校校門付近の横断歩道につきましては、横断歩道上の児童や生徒がいても車両から見えにくいのではないかと安全点検で指摘があったため、交差点手前の街路樹の高木を移植し、歩行者の視認性向上の対策を行ってまいります。  ⑥についてですが、明石市で設置している歩行者横断点滅表示灯は、朝夕に横断歩道を超えて車両が渋滞し、横断歩道を渡る人を対向車が確認できない状況であるため、表示灯を設置したと聞いております。また、この横断歩道は、移設することになりましたが、許可を得るまでの間の安全確保のため、期間限定で設置しているとのことです。  歩行者横断点滅表示灯については、ボタンを押さずに横断する人が多く、その場合、表示灯が点滅しないため、かえって運転者に誤解を与える危険があります。また、隣接市の事例では、表示灯を使用してもしなくても車両の停車率には差がないということもお聞きしました。そのため、播磨南中学校校門付近の横断歩道については、横断歩道を認識しやすいようにするための方法や工夫を、兵庫県公安委員会と協議している状況でございます。  ⑦についてですが、新島連絡協議会とは毎年春と秋に新島入り口付近において、加古川警察も参加いただき、交通啓発を実施しております。その中で、町内からの通り抜け禁止などの要望的な意見についてお伝えするとともに、緊急を要する場合においては、新島連絡協議会の交通部会を通じて、同会員である企業の皆様へ御連絡できる体制も構築しております。看板や電柱幕を設置することで、これまで交通啓発を進めており、現在、設置しています看板等について確認の上、破損等については適宜対応してまいりたいと考えております。  生活道路の通行において、通勤車両については、これまでも新島連絡協議会と実施しております交通啓発や電柱幕等の設置などの対策により軽減につながっていると考えますが、一方で、地域の方による生活道路の通り抜けについては、必要に応じて地域の回覧等により注意喚起も行っていただければと考えております。  (2)の①についてですが、現在、危機管理グループで管理しておりますのは12か所となっており、主にJR土山駅及び山陽電車播磨町駅周辺に設置しております。  ②についてですが、令和4年度8月末現在で、申請中も含め36台でございます。  ③から⑤についてですが、現在、来年度からの新規事業として、関連事業者への調査も含め、提案等も現在いただいているところであり、実施に向け鋭意に進めているところでございます。  本定例会初日での所信表明の中でも申し述べましたが、安全・安心なまちづくりの推進のため、町内全域に防犯カメラ(見守りカメラ)の設置に向けて進めており、具体的な機能、性能などのハード整備に加えて、予算や設置に関する設置方針、パブリックコメント実施も検討し、最終方針を定めた上で進めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。  (3)の①ですが、介護認定の申請をしている方のうち、何らかの認知症症状のある日常生活自立度2以上の方は1,000名程度いらっしゃいます。この人数は、あくまで介護認定を申請した方についての把握にとどまります。介護認定を申請していない方の中にも認知症の方はおられますので、全数把握といったことはできておりません。  ②についてですが、全額町で負担することを考えております。  ③についてですが、認知症高齢者等個人賠償責任保険事業について、事業化を進めていこうとしている段階でありますので、認知症の認定や申請書に係る費用負担など、事業の詳細については今後検討してまいります。  2点目の御質問、子育て環境の充実をについてお答えいたします。  (1)の①についてですが、病児保育については、これまで町内には開設されていなかったため、町外の施設を利用させていただいておりました。令和3年度において、利用者延べ人数は19名、利用施設は、明石市、加古川市、高砂市、それぞれに1か所ずつの実績でございます。また、病後児保育については、施設は町内の播磨中央こども園1か所のみです。令和3年度においては、利用者延べ人数は12名の実績でございます。  ②についてですが、潜在的な利用希望者は多く、共働き家庭や独り親家庭が増加している状況では、仕事と子育ての両立を支援し、安心して産み育てやすい環境を整備する面からも、より自宅から近い場所である町内施設での事業実施は重要と考えております。今後、事業の周知を図り、登録者数の増につなげるとともに、今年度開設される医療機関と協議・連携の上、保護者の方がより利用しやすい体制づくりを構築してまいります。  ③についてですが、本町施設に限らずどの施設においても利用者数の変動が激しい、予測が立ちにくい、保育士の確保が難しいなどの課題があると思います。町内施設の利用者数の安定につながるよう、事業の周知に努めてまいりたいと思います。  (2)の①についてですが、子ども・子育て支援事業計画策定のために実施したアンケートにおいても、多数の要望があり、子育て支援の観点からも実施すべきものであると考えております。  ②についてですが、先ほど申し上げました子ども・子育て支援事業計画策定のためのアンケートは、保護者のニーズを色濃く反映したものであるため、今後につきましては、幼稚園を通じて保護者意見を集約してまいりたいと考えております。  ③についてですが、播磨幼稚園、蓮池幼稚園の給食実施につきましては、蓮池小学校との親子給食を考えております。  ④についてですが、地産地消の取組として、来年度より給食費で賄えない部分について、町が地元産食材購入する等の措置を講じてまいりたいと考えております。  ⑤についてですが、現在、小中学校においては、給食だよりを毎月発行し、児童生徒、保護者への食育を実施しております。また、給食メニューを通しての食育活動も行っております。そして、学年ごとに体験学習を実施しており、最近では、トウモロコシの皮むきを体験してもらい、その食材を給食に活用すること。また、家庭科の授業において、6年生が立案した給食メニューを、クラスごとに献立として採用するなどの取組を行っております。  ⑥についてですが、小中学校と同様に給食だよりを発行し、保護者への食育を実施していくとともに、栄養士による教諭への食育についての研修会等を実施し、園児に対する食育を推進してまいります。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員の再質問を許可します。  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  それでは、再質問いたします。  まず、1項目めの町道浜幹線道路の安全対策をというところから始めます。  こちらは、全通学路を再点検しということで、公約にも掲げられております。これは何も町道浜幹線道路だけではないんですけれども、改めてまた見ていただくということなんですけども、今まで合同点検を2年に1回実施されておりました。それは、昨年でしたか、悲惨な事故がありまして、長野県の八街市でしたか、下校中の児童が死傷されたということで、その後、文部科学省から通学路の事故を受けて各市町村にも再点検の要請があったとお聞きしております。そのときにも小学校を対象に、学校、PTA、道路管理者、町ですね、地元警察署が合同で通学路を点検するように文書で依頼されました。これまでも通学路の合同点検を求められてきた経緯があります。去年この事故があったんですけども、それに関して、すぐ対応しますということで、昨年ですか、質問の中で答弁があったんですけれども、そのときに、見通しのよい道路も幹線道路の抜け道になっている道路も車の速度が上がりやすい、そんなことも踏まえて点検するように求められておりましたが、このことに関して、教育委員会にお聞きすればいいんでしょうか、特に浜幹線道路が近いものでお聞きするんですけども、浜幹線道路も含めた点検をされたんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  堀江昌伸教育総務統括。 ○教育総務統括(堀江昌伸君)(登壇)  事故の後に行いました、学校に対して危険箇所を上げていただきました。町から依頼しました結果、学校側から新たに3か所の危険箇所が報告されました。  まず1点目が、浜幹線における、通称田中道の交差点のところ。それと、蓮池小学校の大中二見線付近の交差点。そして、播磨南校区の南高校東側の、明石との市町界に当たる箇所の3か所が報告されました。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  町のホームページに、令和3年度通学路危険箇所対策一覧表が掲示してあります。それを見ますと、国の通知に基づいてということで、全部で13項目上がっておりました。それぞれに令和3年度の報告ですので、解決しましたよというところと、今後しますというところがあったんですけども、今、3か所追加でありましたというところが、今朝もちょっと見てきたんですけれども、まだ解決されてない部分もあるということで、今後いかがなんでしょうか。令和4年度中に対策を行うと書いてあったと思うんですけども、その辺りはいかがですか。 ○議長(河野照代君)  高見竜平理事。 ○理事(高見竜平君)(登壇)  令和3年度通学路危険箇所対策一覧表で13か所上がっております。先ほど話の中であったように、対策状況の中で令和4年度以降着手予定があります。播磨南小学校の辺りもグリーンベルトの話が上がってたかなと思うんですけど、それも令和4年度いうことで、今年度、業者、警察と協議の上、施工していきますので、令和4年度以降については今年度着手準備に入っておりますので、そのように考えていただいたら結構かと思います。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  それをお聞きして安心したんですけども、早い解決を望むんですけれども、合同点検をされて、対策を実施、また、関係機関が連携して通学路の安全確保に努めるということなんですけれども、対策におけるソフト事業として、交通安全指導員が今、18か所に設置されております。その街頭指導を実施されていることはすごくいいことで、挨拶や、それから見守り活動の実施が含まれるということで、地域全体の防犯、それから、交通安全意識の向上にもすごく寄与してると思うんですけれども、この18名という、今設置されている街頭指導員、この数は適正だと、学校側から安全推進会議には上げられておったんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  堀江昌伸教育総務統括。 ○教育総務統括(堀江昌伸君)(登壇)  今現在、交通指導員におきましては、18か所立哨しておるところでございますが、場所に応じて、朝を立哨するところ、午後を立哨するところというふうに、交通量に応じて立哨する場所も変えております。危険な箇所につきましては、朝夕同じ人が立哨している箇所もございますので、現時点におきましては、配置場所、人数におきまして、適正であると考えております。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  それでは、見守りということに視点を移しますと、交通安全ボランティアというので、朝夕の通学路の見守りもしてるんですけど、そういうところに関してはいかがでしょうか。人数の把握とか、それからまた、そういう方への指導というか勉強会ですかね、そういうのはされてるんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  平郡秀幸教育長。 ○教育長(平郡秀幸君)(登壇)  私のデータは古いかもしれませんけれども、小学校に勤務しておりましたときに、各学校園のボランティアの立哨箇所を調査したことがございます。そのときで36か所、町内で子供の朝夕を中心に、決まった人が交代交代で立たれておると認識しております。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  立哨ボランティアもお聞きしますと、シニアクラブが中心になってされてるところもあるんですけれども、高齢化が進んでることもありまして、ボランティアだけに頼るのもなということで、そういう方はすごくやらなくちゃみたいなところがあって、無理してでも頑張ってしまうんですけれども、そういう方への指導とか、それから研修会も必要じゃないかという声をお聞きしておりますが、その辺りはいかがでしょうか。 ○議長(河野照代君)  平郡秀幸教育長。 ○教育長(平郡秀幸君)(登壇)  正直申しまして、各学校園でその方々は把握されておるとは思います。ですから、例えば、播磨小学校で立っていただける方は、個人的にはいろいろ無理をお願いしてるということで、お礼かたがたいろいろお話しはさせていただきます。ここの箇所が、例えば、交通指導員の対角に立っておられて、お互いが意思疎通を図りながら子供の安全を守るという状況の中で、交通指導員とのやり取りであるとか、教員がそういう箇所に出向くこともありますので、そこでの安全確認をお互いに確認し合うといった形で、組織というか全体的な研修は実際には行っていないのではないかと思います。申し訳ございません。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  それでは、幼稚園や小学校では、安全教室というのを行われています。私も播磨西小学校に、この夏、参加させてもらったんですけれども、中学校での安全教育はいかがでしょうか。 ○議長(河野照代君)  平郡秀幸教育長。 ○教育長(平郡秀幸君)(登壇)  中学校におきましては、保健体育の時間に、心肺蘇生も含めて、そういった安全対策というところで保健で数時間、授業で計画して実施しておると思います。ただ、町行政に依頼して交通安全というのは今のところ実施はしていないと思います。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  ちょっと戻るんですけど、令和3年度の通学路危険箇所対策で記載してあったことなんですけども、通学路安全点検についてというところで、ハード事業が難しいところは、道路上に注意喚起表示、通学路の変更等が対策しているということで記されておりました。これも町道二子の踏切の南側には通学路の注意喚起表示をしていただいておりまして、かなり大きく表示がしてあるんで、それはよかったかなと思うんですけども、最後にここの項で、新島連絡協議会での生活道路の通り抜け禁止の件なんですけれども、ぜひこちらは、一番多いと思われるのが、山陽電車の南側の道路、あそこのところは道幅も狭いです。また、ここのところ、通勤者の通り抜けとしての混雑が最近また増加しているということは、生活道路として宅地が開発されておりますので、その分の車など車両、それから、子供たちの数も増えているということだと思うんですけれども、その辺もう少し新島連絡協議会への、新島だけじゃないんですけども、生活道路の通り抜け禁止、また、注意喚起看板、これはもう本当に劣化しているものがもうそのままこの十何年つけっ放しという感じで、文字も脱落しております。その辺りの見直しはいかがでしょうか。 ○議長(河野照代君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  生活道路の通り抜けということでございますけど、毎年、新島連絡協議会と町と協議会を持っております。またその折には、そういったことについても御提案を差し上げたいと思います。これまでもそういった内容の話もさせていただき、連絡協議会でもそういう通り抜けの禁止というんですか、そういう取り締まりもいただいております。毎年、交通安全週間、今回もまた秋の交通安全週間がありますので、警察と一緒に立哨しながら、その通り抜けの車両についての確認も行っております。ですから、そういったことも含めながら考えていきたいと思います。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  続いて、安全・安心な地域づくりをという中で、カメラのことについてお聞きします。  これからの、来年度の予算に関することなので、まだ今後いろんな設置条例であったり、そういうのをされると思うんですけども、こちらはつける場合は、学校や住民、自治会などの周知、それから、パブリックコメントですか、その辺りが要ると思うんですね。今年度は高砂市において、今年度予算で2,000万円余りの予算をされて、学校周辺、通学路を中心に設置の場合に検討委員会を地域住民とともに計24回持ちますということ。広いですからね、市域が。24回持ちますということをネット上ですけども確認いたしました。町長の公約でもあります、みんなの意見を聞くというあれがありますので、いかがでしょうか、その辺りは。 ○議長(河野照代君)  佐伯謙作町長。 ○町長(佐伯謙作君)(登壇)  その前に、先ほどのいただいた質問の中で、毎朝、岡田議員もそうですけど、ずっと毎朝立っていただいて、住民の方々、シニアクラブの方、そして、女性会の方、そして、男性の自治会でのコミセンの活動の方、いろんな方が本当に、今36か所と言われましたけど、僕はもっともっと多いように思います。それは非常に住民の方々の本当に自発的なボランティアのおかげだと思いますので、子供の見守りの毎日の労苦に本当に感謝申し上げます。本当にありがとうございます。  そして、今の質問にお答えさせていただきます。  見守りカメラなんですけど、加古川市と同様の部分をやっていきたいということで、話は今進めいてる段階なんです。もちろんパブリックコメントもそうですし、説明会もそうですし、どこどこつけるというような話も、させてもらわないといけないときが来ると思うんで、そういった話合いは必ず何度も何度もそれはさせていただこうと思ってますので、じっくりとしっかりとお話聞きながら、協議を進めてまいりたいなと思います。  今、高砂市と言われましたけど、高砂市単独でやろうとされてます。他市町のことなんで言えないんですけど、できたら僕は広域でやっていただけたらなと思っているところが、今の段階の現状でございます。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  それでは、見守りカメラの設置を進めていただけるということで、ぜひ来年度、期待しております。  続いては、(3)認知症高齢者等個人賠償責任保険事業の導入についてお伺いいたします。  9月は世界アルツハイマー月間、認知症理解促進月間ということで、これも一つ選ばせていただきました。先ほどお聞きした中で、保険に加入するための認知症認定や申請書に係る費用負担についても、これも全て来年度の予算に係るかなと思いますので、ぜひ進めていただきたいんですけども、今よく言われるのが、子供事業に関しては、所得制限がないのに、何でシニアとか、一般の介護とか、あの辺りになると補助に関して、そういうあれがあるんやいうことで、あれって分かります、制限があるんやいうことで、失礼いたしました。御不満もお聞きしておりますが、その辺りだけお聞きしといてよろしいですか。 ○議長(河野照代君)  佐伯謙作町長。 ○町長(佐伯謙作君)(登壇)  所得制限とか設けるのは政治判断でしかございませんので、私の考えを申し上げさせていただきます。  今回のこの認知症の件につきましては、認知症の家族だとか本人なので、なかなか申請が難しいことが前提に立って考えられますので、なので、全員の方に無償で、町の全額負担ということでさせていただくという、保険のほうですけど、結論に至ってます。ただ、病院までの申請とか、そこの手続の手数料についてどうするかというのは、ごめんなさい、今から検討に入らせてもらって、どこまでケアマネジャーがしてくれるのかどうかという、そういう調査もしないといけませんので、そこら辺の考え方はまたきっちりと整理させてもらって、御報告させていただきたいと思います。  子供の件については、子供、どこの市町村も今競争になってますので、無償化で来ていただくと、呼び込むためにどこの市町村も今実施しているのではないかなと思っています。なので、それはそれぞれの事業で判断して結論を出していくべきだなと思っています。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  認知症なんですけども、今、少し増えてきてるとお聞きしております、若年性認知症。私も時々、若年性認知症かなと思うときが自分であるんですけども、物忘れが激しくなってきておりますが、その認定された若年性認知症の人も含まれるということでよろしいんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  佐伯謙作町長。 ○町長(佐伯謙作君)(登壇)  まだ事業化されてませんので、全て僕がお答えさせてもらってる状況になってるんですけど、私は今その方向性で考えてます。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  それでは、続いて、子育て環境の充実をに移ります。  その中で、病児保育ということで、これまで町内になくて、本当に利用がどうなんやろうという声もたまに聞いたことがあるんです。これは、町のホームページを見て、保育対策促進事業ですか、病後児保育についてとか見るんですけれども、まだ提案されたばかりで決まってないんですけど、たしか町長、昨日の野北議員の質問の中で、この9月からということでおっしゃってて、7か月分の予算をということでお聞きしてたんですけども、その辺り、公開がまだされてないということはどのように受け止めたらよろしいんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  沖崎充世福祉統括。 ○福祉統括(沖崎充世君)(登壇)  こちらにつきましては、土山駅北側のおひさまこどものクリニックと協議を進めているところなんですけれども、補正予算を組む段階におきましては、場所の選定であるとかいろいろ協議する中で、早ければ補正予算が通った後すぐに始めたいというところではあったんですけれども、ただ、コロナ禍の現状であるとか、開設予定場所につきまして、少し改修というんですか、水道等の改修が必要なことが分かりまして、工事業者、様々材料の調達であるとか、なかなか工事の物品の調達が難しい状況もありますので、今目標が年内に開始というところでちょっとずれ込んできているというところなんですけども、最初に9月と上げたのは、できるだけ早くという思いから予算は9月から最大でつけさせていただいたというところでございます。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  おひさまこどものクリニックでしたね、そちらの室内を何か改装されるということで理解しとっていいんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  沖崎充世福祉統括。 ○福祉統括(沖崎充世君)(登壇)  こちらにつきましては、クリニックの道向かいに薬局があるんですけれども、そこの薬局の建物の2階、3階部分が空きがありまして、主に2階部分を利用しての予定になっております。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  では、こちらは事前登録がいったり、利用申込書がいったりということで、現在のホームページで確認できるところはしたんですけども、これ人数的には、再確認になると思うんですけども、どのぐらいを予想されておりますか、1日。 ○議長(河野照代君)  沖崎充世福祉統括。 ○福祉統括(沖崎充世君)(登壇)  病児保育といえども保育所と同じで、1児童当たりの面積1.98平方メートルとか、そういう面積の要件があるんです。面積いっぱいであれば、もちろん10人とか20人とか超える人数を入れれるんですけども、ただ、体制的に保育士、児童3人当たりに1人つける必要であるとか、看護師の設置であるとか、看護師については常時というところではないんですけれども、スタッフの配置というところで、当初は2、3人というところから安全にスタートさせたいというところで、1日当たりの児童数についてはクリニックと協議を今進めているところでございます。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  ぜひ話を進めていただいて、一日も早い実施、安全・安心感につながるということで進めていただきたいなと思います。  続いて、(2)の幼稚園の完全給食化を目指してというところの部分なんですけれども、ここのところ、今の考え方でいうと令和8年でしたかね、開始が。蓮池小学校で、一番人数が多い蓮池小学校なんですけども、そちらでされるということは、何か根拠は、どういうことで蓮池小学校でされるということなんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  堀江昌伸教育総務統括。 ○教育総務統括(堀江昌伸君)(登壇)  蓮池小学校につきましては、現在、単独調理校でございまして、小学校のみの給食を調理しております。他の播磨南小学校であるとか播磨小学校の共同調理場につきましては、既に小中学校の給食を調理しております。共同調理場において、小中幼の3種類の給食をつくるという作業が非常に困難な作業となってまいります。したがいまして、単独調理校であります蓮池小学校での調理を考えております。さらに、蓮池小学校におきましては、今後、児童数の減少が見込まれますので、そういうこともありまして蓮池小学校におきまして2幼稚園の調理業務を行うと考えております。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  蓮池小学校も少し人数が、増え方が鈍化してきてるということでお聞きしておるんですけれども、来年度から播磨西小学校でこども園の分も調理いたしますよね。播磨西小学校が親になって、こども園が子供になってということで親子給食が始まるわけなんですけども、その親子給食をするに当たって、小学校の人数、ここは一番少ない人数で355人、現在いらっしゃいます。教師も入れて380人分プラスこども園分ということをお聞きしてるんですけれども、まだ話が令和8年度の話なんですけれども、ここだとこども園分の調理もされるので、そういうノウハウを持って、多分器具とか機械、そういうものも整備されると思うんですけども、人数が大分増えるかなとは思うんですけども、幼児食300食ぐらい増えるんかな、全部で。そんなにも増えないですかね。蓮池幼稚園の分と、それから播磨幼稚園の分、足して300食にならないですかね。計算したらそのぐらいになったんですけども、それを播磨西小学校で作るという考えはなかったんでしょうか。作っていこうという。 ○議長(河野照代君)  堀江昌伸教育総務統括。 ○教育総務統括(堀江昌伸君)(登壇)  播磨西小学校の給食室におきましては、面積が他の給食室よりもかなり狭小な給食室となっております。給食室と申しますのは、調理をもちろんするんですけども、食缶とか食器とかも保管するスペースも必要となってまいります。播磨西小学校のスペースでは、その他の2幼稚園分の食器なり食缶を保管するスペース的な余裕がもうちょっとありませんので、調理のキャパシティー的にも播磨西小学校につきましては厳しいところがございますので、少し余裕のある蓮池小学校で親子給食を進めていくと。ただし、蓮池小学校におきましても、現在、配膳室とか保管庫については不足が生じますので、少し改修いたしまして、その辺りのスペースを拡張するように考えております。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  配膳室の拡張により対応していくということなんですけども、令和8年ということで、今はまだ令和4年ですので、ちょっと遠いかなと思うんですけど、令和8年になった根拠はいかがですか。 ○議長(河野照代君)  堀江昌伸教育総務統括。 ○教育総務統括(堀江昌伸君)(登壇)  令和8年度から開始ということで、少し時間的なものはあると感じられるのはごもっともなんですけども、こちら予定を立てておりまして、令和5年度につきましては、建築基準法第48条、これは用途地域外の建物の許可をもらう申請ですね。親子給食になりますと工場扱いになりますので、第48条の許可をもらわないといけないということで、それの申請、それと、今回、基本設計を令和5年度に考えております。そして、令和6年度に詳細設計入りまして、令和7年度に工事に着手するという。そして、工事が終わり、令和8年度から給食をスタートさせるというスケジュールを考えております。
    ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員、残り時間僅かになっております。御注意ください。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  令和8年度から予定として幼稚園の給食も始めたいということなんですけれども、令和8年度になると播磨幼稚園、それから、もう一つ蓮池幼稚園もこども園化ということは、これには事前通告してなかったんですけど、考えられないんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  通告外になってますけれども、答弁できる範囲で。  沖崎充世福祉統括。 ○福祉統括(沖崎充世君)(登壇)  残り2園の幼稚園につきましては、今、子育ての計画の中間見直しも行っているところなんですけれども、町内保育園で待機児童対策を行っていただいて、拡充していくというところで、今のところ残り2園の幼稚園については認定こども園化を予定はしておりません。面積要件とか、施設の改修であるとか、様々な費用的なところの問題もありますので、今後、検討すべきこととは思いますけれども、今のところ残り2園をこども園化する予定はありません。 ○議長(河野照代君)  岡田千賀子議員。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  それでは、今後、子育て環境の充実と、それから、安全・安心のまちづくりをしっかりと目指していただきたいということで要望いたしまして、私の一般質問は終わります。 ○議長(河野照代君)  答弁は要りませんか。 ○11番(岡田千賀子君)(登壇)  いただけるのなら、総括して。 ○議長(河野照代君)  質疑としますので答弁いただきます。  佐伯謙作町長。 ○町長(佐伯謙作君)(登壇)  きめ細やかな福祉施策、そして、子育て施策を目指して、他市町にも全然負けない子育ての有名なまちになるよう努めてまいりたいと思います。 ○議長(河野照代君)  これで、政風会、岡田千賀子議員の質問を終わります。  しばらくの間休憩します。                休憩 午前10時59分               …………………………………                再開 午前11時10分 ○議長(河野照代君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、香田永明議員。 ○5番(香田永明君)(登壇)  通告に従いまして質問いたします。  1、見守りカメラの運用について。  安全・安心なまちづくりを行うため、播磨町が主体となって通学路他各所に見守りカメラ整備を進めると町長の公約にある。非常によいことであり、防犯上、見守りカメラを設置した地方自治体の犯罪件数は軒並み下がっているのはどのデータを見ても一目瞭然であり、見守りカメラが住民の安全と安心の一助となっている。  見守りカメラを早期に設置・運用するには、運用指針や計画をつくる必要がある。  そこで以下の質問をいたします。  ①見守りカメラを町内に何台設置するのか。  ②見守りカメラ設置予算の概算は。  ③通学路以外にどのような箇所に設置するのか。  ④子供、認知症高齢者、障がい者の見守りを強化するのに、どのような施策を考えているのか。  ⑤近隣市町との連携は。  ⑥見守りカメラの運用は業務委託するのか。  ⑦スマートシティに関連して見守りカメラをICT化するのか。  2、地元企業優先発注について。  町長が公約で掲げている地元企業優先発注の狙いは、地元企業の育成だと考える。  地元企業の育成には、行政が投資した資金が地域内で循環して、地域経済の活性化につながっていく。そのために、地元企業優先発注を行うことは有効な手段になると思われる。  そこで以下の質問をいたします。  ①町長の考える地元企業優先発注とはどういったものか。  ②地元企業優先発注に係る実施方針を策定しなければならないが、策定準備は行っているのか。  ③適正な競争原理の下、公平性を確保しなければならないと考えるが見解は。  以上です。 ○議長(河野照代君)  答弁、佐伯謙作町長。 ○町長(佐伯謙作君)(登壇)  香田永明議員の1点目の御質問、見守りカメラの運用についてお答えいたします。  ①から⑦についてですが、先ほどの岡田議員からの御質問の中でもお答えしましたが、現在、来年度からの新規事業として、関連事業者への調査も含め、提案等もいただいているところであり、実施に向け進めているところでございます。具体的な内容については、現在未定ではありますが、見守りカメラの設置については、管理運営上、ICTを活用したネットワーク方式を想定するとともに、機器の保守については、業務委託する方向で考えております。また、具体的な設置台数、予算、設置場所、運用方法についても、現在、関連事業者等からも情報収集を行いながら、その設置、運用方針等の策定も合わせて検討し、最終方針を定めた上で進めてまいりたいと考えております。  また、10月には本町におきまして近隣3市1町の防犯カメラ担当部署の職員の方々にも集まっていただき、意見交換会を予定しており、情報交換も図ってまいりたいと考えております。  2点目の御質問、地元企業優先発注についてお答えいたします。  ①についてですが、現在、契約案件の予定金額に応じて入札参加者の資格格付による応札条件を定めることにより、地元企業に対する受注機会の増大を図っております。  それに加え、今後、災害時の応援協定や工事の成績点数を応札要件に含めることで、本町行政に日頃から御協力いただいている品質の高い工事を行う町内企業が規模の大きい案件にも参加できる制度の導入を検討しております。また、本町からの発注だけでなく、町外企業が落札した案件に対し、契約額の何%かを町内企業に下請契約することを参加条件に付するなど、町内企業の受注機会が増大する制度について、他の自治体の制度等も参考に検討している次第でございます。  ②についてですが、先日の制度導入に向けて、適応案件の範囲等、実施方針の策定を進めております。  ③についてですが、先日の制度導入及び実施方針の作成に当たり、関係法令等の趣旨や他の自治体の取組等を参考にし、地元優先発注と公平性のバランスを図りながら進めてまいりたいと考えております。 ○議長(河野照代君)  香田永明議員の再質問を許します。  香田永明議員。 ○5番(香田永明君)(登壇)  それでは、再質問させていただきます。  一般質問をさせていただいて11回目、12回目ぐらいなんですけど、そのうちの6回ぐらいがスマートシティと見守りカメラ、あとは中継施設、一番最初が公約に掲げていることとさせていただきました。町長と出会って5年ぐらい、僕の思いを伝えたときのままのことを、地元企業の優先発注から行かせていただきます。 ○議長(河野照代君)  もう少し自信を持って大きな声で。 ○5番(香田永明君)(登壇)  自信はあるんですけど、声が小さい思うんで、すみません。  それでは、地元企業優先発注について、先ほどの答弁ありがとうございます。公約の中で、地場産品の育成を町長が言われてます。地場産品の定義はどういったものなのか、お聞きいたします。  難しい、じゃあいいです。原則として、町内で生産、製造、加工されたもの。これが地場産品という定義があるんですけど、そこで、町長が言われている新商品、特産品をこれから作っていくと言われてるんですけれども、播磨町、今、タコとかノリとかアサリをやってるとは思うんですが、この新商品、特産品でふるさと納税を納税してもらうというようなことを言われてると思う。具体的にどういった案があるのかお聞きいたします。 ○議長(河野照代君)  佐伯謙作町長。 ○町長(佐伯謙作君)(登壇)  私が、今ここでこういう商品やというのは、今からみんな手を挙げていただく中でよくないことかもしれませんけども、例えばという話でしたら、県の五つ星のほうでも認定されてます空揚げ作ってはる方とかいらっしゃるんですね。そういった方が、他にも多分潜在的に埋もれてはる方がいっぱいいらっしゃると思うんです。そういった方とともにやりたいということと、そういう方をまず発掘させていただきたい。いらっしゃるのに僕たちが気づいてないのも多々あると思うんで、そこら辺をしっかりとアンテナ立てて出会えるように持っていきたいなと思います。既に商品はあるので、僕は新商品と言うてますけど、実はもう出回ってる商品があるということを、1つは知っていますので、そういった方をどんどん発掘させてもらいたいなと思っています。 ○議長(河野照代君)  香田永明議員。 ○5番(香田永明君)(登壇)  いったら加古川市のかつめしみたいなものを播磨町でも作りたいということなのか、ふるさと納税だと、何か特産品がないと納税してくれないじゃないですか。他の市とかだったらお肉とかイクラとかというのがあるんですが、商品、空揚げをふるさと納税するの。 ○議長(河野照代君)  佐伯謙作町長。 ○町長(佐伯謙作君)(登壇)  本当にそういう新しい考え方もありやと思うんで、タコ飯とかは分かるお話なんですけど、こないだもサンテレビで話しさせてもらったんですけど、タコ飯を作っていただけるんでしたら、今、うどん屋さんでお昼に作っていただいてるところしか頭は浮かんでこないぐらいなので、それもどっかで作っていただいたらいいなと思うし、いっぱいいいとこあるんですけど、どこが作ってくれるんや、そして、販路拡大をどうするんや。商売なので、そこら辺の話がいっぱいあると思うんで、そこら辺を今度頑張っていただくために、産業環境課をつくり、専門的にふるさと納税にチャレンジする部署もつくりましたので、じっくりと検討して頑張ってまいりたいと思ってます。 ○議長(河野照代君)  香田永明議員。 ○5番(香田永明君)(登壇)  分かりました。つかみはそれぐらいで。  地元企業優先発注の目標率は何%ぐらいを目標として掲げられるのかお聞きいたします。 ○議長(河野照代君)  佐伯謙作町長。 ○町長(佐伯謙作君)(登壇)  その年その年によって工事の量も違いますし、内容も違ってくると思います。なので、そこら辺もどこまでの工事で、どういった工事で、どういう状況でどうだというのをきっちりと、先ほどの方針じゃないですけど、きっちり決めて、範囲も決めて、そして、公正な入札に持っていくための指針もちゃんとつくってやりたいなと思ってますので、何%とかいうのは無理があるのではないかなと思います。 ○議長(河野照代君)  香田永明議員。 ○5番(香田永明君)(登壇)  徳島市は、実施計画とか実施方針の中で90%とうたっています。90%を地元企業で優先発注するというのを掲げて、それを目標できなかったら、その計画をどういうふうになぜできなかったのかというところを見直しながらやっていくというやり方をする。そういったやり方をやるべきだと思うんですね。50%とか60%となってしまうと、どうしてもそれ優先となってくると思うので、今から実施計画つくられてるということですから、高い目標を持って、85%から90%、それぐらい優先発注をすれば、地元企業の育成になり、地域経済の循環ができて、さらにいったら企業が増えていくと思うんですが、そこら辺いかがでしょうか。 ○議長(河野照代君)  佐伯謙作町長。 ○町長(佐伯謙作君)(登壇)  これから議会の皆さんについては常任委員会等でも御報告させてもらいながら策定させていただくのはもう絶対ですし、ましてや僕、最後は地元企業にもちゃんと御説明させてもらわないといけないなと思っていますので、必ず全方位、御説明させていただいた上で新しい一歩を踏んでいきたいなと思っていますので、そこら辺は皆さん、これからじっくりとお話しさせてもらいながら構築させてもらいたいなと思います。 ○議長(河野照代君)  香田永明議員。 ○5番(香田永明君)(登壇)  答弁の中に、協力的な企業には大規模な工事も発注できるようにと言われてたんですが、これは分離分割発注というのを行うということなのか、それとも、入札制度そのものを改革するという意味なのか、どちらなんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  佐伯謙作町長。 ○町長(佐伯謙作君)(登壇)  分割発注というのもありますし、普通の応札の中でもありますし、その辺の要件も、先ほどの指針の中でこれからきっちりとつくりながら、もちろん議会、そして企業にも最後報告させてもらって、意見を聴取させてもらって、最終決断という形はつくらせていただきますので、もうしばらくお時間ください。 ○議長(河野照代君)  香田永明議員。 ○5番(香田永明君)(登壇)  提案なんですけどね、一般競争入札というのをやっていくべきだと思うんですよ。随意契約ばっかりになってくると、どうしても談合というような、ちょっと悪い言葉ですけど、そういったことがちょっとはばかってしまうのかなと思います。  そこで、これは提案としてあるんですけど、一定規模以下の工事とか発注に関しては、点数ありますよね、工事業者にも。低ランクの業者にだけそういった入札の参加を促すというような方法もやってるとこもあるみたいなんですよ。そのある一定の規模、小さい規模ですよね。例えば、100万円以下とか、130万円以下の規模の工事に関しては、誰でも入れるというんではなくて、点数の低い業者だけが入れるような仕組みづくりというのがあるのかないのかよく分からないんですけど、そこら辺もどういうふうに考えられてるのかお聞きいたします。 ○議長(河野照代君)  佐伯謙作町長。 ○町長(佐伯謙作君)(登壇)  まず、播磨町なんですけど、130万円以上は全部郵便入札によって行われてます。県内なのか、町内なのか、全国一般競争の本当の部分でいうことで、郵便入札ってほとんど一般競争入札に類似するぐらい自由な制度でして、談合しようと思ってもできない制度なんです。なので今、きっちりと入札制度になって、播磨町ではそういったことが一切、談合情報とかも入ってこないということで、今ずっと流れてきてるんですけど、ただ、それでいくと、なかなか今の状況でしたらダンピング防止といいながら、低入札の部分で取られることが結構多くなってきて、そして、もう1つ懸案になってきてるのが、町内企業が入札に参加していただけてないという現状がついに今、入札結果を見ていただいたら分かりますように出てきてしまっています。幾ら県内としても出てきてる。ただ、おいしい大きいところになると、よそからがって来て、それを播磨町、持っていかれてしまってるというのは、町内企業が言われてるとおりで、今、流れてるなというのは思ってます。職員もそう思いながら、どうしたらいいものかというのを考えて、悩んでいる最中でした。今回、こういったことで今から入札制度を変えていき、災害協定だとか、そういうのを結んでもらい、工事の点数のいいところもしてもらいということで、総合評価方式、いわゆるプロポーザルみたいなもんで、点数を積み重ねて、入札の金額とは別にこんな要件で満たしていただくんで、点数上げて金額とは逆転してしまうような総合評価方式というのを導入すれば、もっと談合なんかできませんし、ただ、播磨町に貢献していただいてる企業が優先して落としてもらえるという、総合評価方式を取り入れてもいいんじゃないかなとか、いろんな方法があるんで、そこら辺をきっちりとお示しした中で、どういった入札制度にするのかを決めていきたいなと思っております。 ○議長(河野照代君)  香田永明議員。 ○5番(香田永明君)(登壇)  他の市町、県も含めて基本方針とか見ていると、ほぼほぼが町内業者、市内業者に、まず入札に参加してもらうと。それで、入札者がいなかった場合は、準市内業者とか、あとは市外業者と段階をもって入札を何回かやってるんですよね。その郵便入札になってくると、一斉に他からも来てしまうような部分が出てくると思うんですよ。だから、そこら辺もよく考えて、郵便入札だけではなくて、この工事に関しては地元優先発注というところで、地元業者だけ入札に参加できるよというような仕組みづくりが必要になってくると思うんですが、そこら辺はいかがでしょうか。 ○議長(河野照代君)  佐伯謙作町長。 ○町長(佐伯謙作君)(登壇)  段階的にされたらいうことでおっしゃっていただいたんですけど、補助事業になってきますと早期に入札かけて、早期に打って、早期に年度内に工事をしなければならない事業、じゃなくて単独で、そういう形でできる事業、そこは選別させてもらわないといけないというのが1つと、もう1つは入札制度ですよね。本当に郵便入札が必要なのかどうなのか、おっしゃるとおりでして、そこは先ほど申しました総合評価方式と郵便入札の併用でいくとかいうことをすれば公正な入札は今までどおり維持できると思いますので、全体の部分を実施の方針、指針をつくりながら、その中にきっちりと盛り込んでやっていきたいなと思っています。 ○議長(河野照代君)  香田永明議員。 ○5番(香田永明君)(登壇)  御答弁の中でもありました下請に関して、大きな工事に関しても、他の市町を見ると、下請業者は市内、町内業者に限るというところがあります。それやったら何%というんではなくて、下請業者は町内業者、そこがなぜできなかったか、やってくださいよという要望書も契約のときにまくとなってるんですが、そこら辺はどういうふうにお考えなんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  佐伯謙作町長。 ○町長(佐伯謙作君)(登壇)  入札の条件の中に何%は町内企業ですよという形は絶対的だと思うんですけど、その率が、今みたいに100%、それぐらいのことができるのかどうかも現状の私の知識では分かっておりませんので、これから分析し、その辺の流れを酌みながら、指針とかにきっちりと盛り込んでやっていきたいなと思っています。 ○議長(河野照代君)  香田永明議員。 ○5番(香田永明君)(登壇)  やるからには地元企業に潤ってもらって、ますます播磨町で起業していただいて、播磨町の中で循環していただくと。工事が取れなければ下請で入れるとなれば、入札もますます参加してもらえると思うんです。私も聞くんですよね、播磨町どないなっとんというのを結構聞いたりしますから、そこら辺の疲弊感がこの数年あったのかなと思います。  先ほどの話もあるんですけど、元請業者に対して、契約をまくときに文書でそういった覚書ではないですけれど、下請業者、もしくは委託に関しては地元業者を優先してやるように、できなければ、なぜできなかったかというような文書を必ず提出するようにというようなちょっとしたくさびがあれば、面倒くさいですかね、そんなんつくるのは。多分やるとは思うんですよ。ある程度の融通を効かせて優先してもらう。先ほど町長が言われたように、災害時にも地元の企業の皆さんに助けていただかなならないんですから、そこら辺の育成は非常に重要になってくる。外に出てしまうと意味がないですから。そこら辺きっちりとした要綱、運用指針、基本方針をつくっていただいて、やっていただくといいと思うんですが、もう一度よろしいですか。 ○議長(河野照代君)  佐伯謙作町長。 ○町長(佐伯謙作君)(登壇)  本当に香田議員のおっしゃるとおりで、そこはもうきっちりと指針をつくってやっていきたい。私が一番本当に思うところは、信頼関係だと思うんです。災害が起きたときに助けていただくって地元の企業しかないんですよね。その中で、そしたら播磨町役場が町内企業に対して何か尽力できたかというとなかなか今本当にきっちりとしたルールだけで流れてて、そのきっちりとしたルールをもう一回つくり直して、町内企業との信頼関係を再度本当に構築させていただいて、町が困ってたら助けたろと言っていただけるような制度もちゃんと、もちろん公正につくらないといけないんですけど、そういうことをしながら、お互いの信頼関係を再度本当に構築させてもらいたいなという思いで、今回の地元に対する発注をどないかしてやりたいということで、今回、私は公約に上げさせていただきました。 ○議長(河野照代君)  香田永明議員。 ○5番(香田永明君)(登壇)  では、見守りカメラの運用について行きます。  設置台数で予算の概要に関して、①、②ですね。これはこれからということなんですけど、私なりに少し計算させていただきました。加古川市が、面積が138.5平方キロメートルで1,500台。交差点に600台、学校周辺に900台ということで、総工事費が5億円で、カメラが1台25万円、カメラだけを考えると、1,500台で約4億円。設置費が1億円かかってます。この中で、9割方が起債と交付税措置、利子補給でやってるということで、町長が言われている100メートルごとに防犯カメラを設置するとなると、播磨町が約9.13平方キロメートルですから、大体800台から900台ぐらいなのかなと思います。そういうふうになってくると、大体2億円。設置費は、加古川市の半分だとしたら5,000万円ぐらいかかってくると思うんですが、これね僕、幾ら調べても補助金が出てこないんですよ。そこら辺はどういうふうに考えられてるのか、その台数が正確なのかどうかちょっとよく分からないんですけど、加古川市と同じように9割方起債の交付税措置で1割は一般財源から捻出するというようなやり方をするのかどうかをまずお聞きいたします。 ○議長(河野照代君)  佐伯謙作町長。 ○町長(佐伯謙作君)(登壇)  計算までいただいてありがとうございます。  ただ、加古川市も今回バージョンアップしていくんですね、もう入替えの時期で。話聞いてるのは、ネットワーク化して、ICT化して、どんどんデータも1か所で見れるような体制にしてやっていくということを聞いてます。なので、播磨町もそのバージョンアップしたやつに合わせていきますので、ちょっと金額は張るかもしれませんけど、よりよい運用を考えてやってます。  補助金も、まずどういうことになるのか、今後まず取りに行かないといけませんので、県なり国なりで探してきて、何か対応を頑張りたいなと思っているのと、あと起債ですね、交付税措置のある有利な起債、災害系なんで必ずありますので、その辺とタイアップした中での予算措置を目指して頑張っていきたいなと思っています。
    ○議長(河野照代君)  香田永明議員。 ○5番(香田永明君)(登壇)  あと、どうですか、僕の読みの800台から900台というのは、多いのか少ないのか、大体の計算ですよ。100メートルごとという単純計算ですからね。9キロなんで100で割ったら900台かなと思いながら。ただ、人工島とかもありますから、そこら辺をどういうふうに考えられてるのかお聞きいたします。 ○議長(河野照代君)  佐伯謙作町長。 ○町長(佐伯謙作君)(登壇)  町域全体でいきたいので、新島も入れたいんですけど、100メートル置きかどうかというたら、そこは変わってくるかもしれません。ただ、内陸部は住民の方々一番安全・安心で必要ですので、本当に100メートル置きにはつけたら全部がつながりますので、新島もまた検討してまいりたいなと思っています。 ○議長(河野照代君)  香田永明議員。 ○5番(香田永明君)(登壇)  新島に関しては、車通ってて、そんなに海までは危ないところというのはそんなにないでしょうから、見守りカメラに関しては、僕的には300メートルか400メートルに1台ぐらいでいいのかなとは勝手に考えて、広いですからね、そこら辺をどういうふうにしていくか。あと重要なのは、海の堤防沿いですよね。あそこら辺はどういうふうに、これは見守りじゃなくて防犯カメラだと思うんですよ。先ほど言われていたように、防犯カメラと見守りカメラというところを設置していくというところなので、そこら辺の堤防のほう、ロードレースの話もありましたからね、コースの変更とかというところ、そういうのには防犯カメラは必要なのかなと思うんですがいかがでしょう。 ○議長(河野照代君)  佐伯謙作町長。 ○町長(佐伯謙作君)(登壇)  また指針等出来上がりましたら、総務建設常任委員会で皆さんに報告させていただきますので、そのときにゆっくり御議論させていただきたい。きっちりまたこちら頭整理させてもらいます。 ○議長(河野照代君)  香田永明議員。 ○5番(香田永明君)(登壇)  分かりました。  ④の施策に関しては、危機管理グループでやってるビーコンタグを検討してますよという話がありました。加古川市ではもう既にやられてて、公用車とか、あと郵便車両にカメラとこの検知器を入れてます。もちろん見守りカメラにも検知器は入ってるんですが、そこら辺の連携、ビーコンタグの連携、加古川市との、ここら辺、あとは郵便局との連携はどうするのかお聞きいたします。 ○議長(河野照代君)  日野統内危機管理統括。 ○危機管理統括(日野統内君)(登壇)  先ほどの答弁の中でも申し上げましたとおり、10月に1回目の、私が3市2町に声をかけさせていただいて、情報交換会をする予定にしております。それが、最初の一歩という形で考えておりますので、先ほど来、町長からも将来的なところについてきっちりと説明をということでお話しさせていただいてるかと思いますが、今現在、ビーコンタグは見守りタグですね、松岡議員の質問にもございましたとおり、GPS方式であるとか、もしくはブルートゥース、いわゆるBLEのタグを使ったもの、何パターンか方式があるという現実がございます。そういうものをカメラの中に導入してすべきなのか、もしくはGPSタイプがいいのかというようなことも含めて、費用対効果も含めて検討すべきだと考えておりますので、そういった中で検討を進めたいというつもりで回答させていただいております。  以上でございます。 ○議長(河野照代君)  香田永明議員。 ○5番(香田永明君)(登壇)  ⑦のスマートシティとICT化というところにもつながっていくんですが、ずっと申し上げているようにICT化していくということですから、せっかくですからカメラも、これ無理かもしれないですがAIカメラというのがありまして、そのAIカメラ何かというと、人を判別して、こけたりとか、ああこけたなといったら警備会社がすっと飛んできたりとか、事故や事件とかあったら、そういったこともできる。それから、人の動きを、企業や大学や研究機関に情報提供して、それこそ生活者のQOLの向上のを求めれるようになるのがスマートシティというところのICT化なんですよね。そこら辺まで、せっかくするんであれば検討内容の中に入れていただいて、研究していただいて、せっかくいいものをやるわけですから、ただ見守りカメラではなくて、播磨町が加古川市と同じようにスマートシティ化した国土交通省の中の例としてぱっと出てくるようにやっていただきたいなと思ったりもするんですがいかがでしょうか。 ○議長(河野照代君)  佐伯謙作町長。 ○町長(佐伯謙作君)(登壇)  一気にそこまで行けば、でも大分予算つぎ込まないといけないんで、ここは順序を踏んで、我が町は進めていきたいなと思います。ただ、AIまで入れたら花火大会までできるような監視までできるようになると思うので、それはいいことやと思うんですけど、なかなか厳しいことやと思います。 ○議長(河野照代君)  香田永明議員。 ○5番(香田永明君)(登壇)  せっかく花火大会の話出していただいたんで。ずっと言われてたのが、堤防に人が入って死んじゃったらどうするんとかというところの防災というところを町の責任、町長の責任になっちゃうんですよね。淀川の花火大会見てたら、ひどいなこれはとか僕思いながら見てたんですが、そこら辺の、でも防犯カメラがあれば、新たなレクリエーションとか催物ができてくると思うんですよ。そこら辺どういうふうに、通告外かもしれないですが、町長のお考えを聞かせていただきたいなと思います。 ○議長(河野照代君)  ただいまの発言は通告外なんですけれども、防犯のことに関しまして、どうぞ。 ○危機管理統括(日野統内君)(登壇)  先ほどのAIカメラにつきましては、先ほどおっしゃったように、本町も全然情報を知らないということではないんですけれども、効果ということもございますし、また、AIカメラは、例えば、施設警備、今香田議員が御質問されたような形で、施設警備で、例えば、人の影が映る、そこに対してライトを照らすとか、もしくは警告音を出すとか、そういったものがいわゆるAIカメラというようなものでありますので、そういったものが必要なところというところについて、その中で防犯カメラの今回の見守りカメラの中で設置を検討すると、いわゆる防災であったり、防犯であったり、例えば、今おっしゃられたような人工島の赤灯の一番奥の部分、そういったところ、昨日も台風でしたので、私も現地を見てたんですけれども、そういったところに設置すべきなのかというような観点については、今回の防犯カメラとは別の次元で考えるべきではないかというところと、それから、AIカメラにつきましては、先ほど町長が申し上げましたとおり、つい最近出てきたようなカメラなんです。非常に高価で、効果が限定されますので、今現在の播磨町としての向いてる方向としては、町内全域に広く見守りカメラをということですので、御理解いただければなと思います。 ○議長(河野照代君)  佐伯謙作町長。 ○町長(佐伯謙作君)(登壇)  防犯上は本当にいいことやと思うんですけど、なかなか次の一歩が踏み出せる形で行けるかというのは、これも検討はしますんで、きっちりとどれぐらいかかって、どういう金額になるかという御報告はきっちりとさせていただきます。 ○議長(河野照代君)  香田永明議員。 ○5番(香田永明君)(登壇)  ぜひ花火大会を復活させてください。僕4年やってますけど、検討しますと言われたことは1回もないので、ちょっとうれしくて涙が出そうなんですけど、ありがとうございます。 ○議長(河野照代君)  今言いかけたんですけど、議長として。通告外なんですけれども、町長とのやり取りでこの防犯カメラのことについて、ロードレースとか花火大会とかという例えを挙げられましたので、話題にわたってしまったという、この当該の件につきましては、注意はしますけど、今後、その次、当該件につきましては、通告してしっかりと一般質問で質疑してください。  香田永明議員。 ○5番(香田永明君)(登壇)  承知いたしました。  業務委託に関しては、業務委託をすると答弁でおっしゃられていましたが、あるところから聞くと、犯罪が起きたときには警察に画像を提供するといったところがあります。その業務委託をすると、その画像1画像につき幾らと請求されると聞きました。今資料がないのでうろ覚えですけど、加古川市で画像公開件数というのが年間で、多分800件か900件ぐらいあるんですよね。そのたびに1画像幾らというのを業務委託契約の中ではなくて別途支払ってるというような話を聞きましたが、それをするんであれば、業務委託費というのが、その画像の公開ごとに追加予算で出さなきゃならないとなってくると思うんですよ。そういうことをしないには、部署か担当管理官を1人、播磨町につけて、そういったことを管理者として1人置いておくというのもありなのかなとは思ったりもするんですが、その業務委託をするという理由は何なのかお聞きいたします。 ○議長(河野照代君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  今、業務委託をするというようにお答えさせていただきましたのは、保守と点検です、機器の。機器の保守については業務委託するということで、今、香田議員のおっしゃってらっしゃる運用方法、運用については業務委託は考えておりません。 ○議長(河野照代君)  香田永明議員。 ○5番(香田永明君)(登壇)  そうなんですね。でしたら、運用に関しては庁内でやっていく。部署をつくるのか、もしくは担当管理者を設定してやっていくということですか。 ○議長(河野照代君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  防犯カメラの画像といいますもの、プライバシーとかそういった個人情報がございます。それを第三者に委託するということになりますと、様々な手続も要るんですけども、本町といたしましては、今のところそういうことは考えておりません。本町の中であくまで、多分警察への提供やと思うんですけど、警察からそういう申請書類等をいただきまして、手続をして、直接お渡しするということで、ですから、その画像が部外へ漏れることがないというようなことで考えております。 ○議長(河野照代君)  香田永明議員。 ○5番(香田永明君)(登壇)  管理者、その試算が、多分ICT化してないので、画像を1個ずつ取り出さなきゃならないというところでそういうふうになってると思うんですよ。大阪市でしたらもう既にICT化していて、警察署の中にも管理者が1人いて、市内にも1人いるというような形になってるんですよね。画像を見るときは、恐らく市に許可を得て、警察でも端末のコンピューターを置いてるようです。何かあったときはこれ見ていいですかというような形でやるとなってるんですが、そこら辺はどういうふうに、町でやるということですから、他の業者は業者で委託してますから、そこら辺をどういうふうにやられるのか。 ○議長(河野照代君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  やっていくというのは、今のところそういうふうに委託をするということは全く考えておりません。ですから、実際に今も加古川市もそうなんですけども、警察から依頼がありましたら、その画像については1か所に集まってきます。そこのサーバーに全部その画像が上がってくるんですけど、その中から警察の必要なものの画像をチョイスして、該当する部分だけを警察にお渡しするという形になってますので、今のところ本町といたしましても、その方法でとは考えております。 ○議長(河野照代君)  香田永明議員。 ○5番(香田永明君)(登壇)  来年からの新規事業ということで、来年からするのではなくて今から準備を始めとかないと、設置するまでに恐らく2年はかかると思うんですよ。恐らくですよ。加古川市が大体1,500台で2年なので、900台やから1年半でいけるのかな。でも、来年の予算からしてやるとしたら、これから先恐らく2年半か3年ぐらい先になってきてしまうと。それをもっと早くするためには、早ければ早いほどいいじゃないですか、防災・防犯のためには。条例とか規則とかの準備はどれぐらい進んでるのかなというのが気になったんですが、どこら辺までやられているのかお聞きいたします。 ○議長(河野照代君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  今のところその条例といいますのは防犯カメラの画像の、そういったものについては条例定めておりますけど、例えば、加古川市が設けておられるような防犯カメラ運用方針とか、そういったものはまだこれからでございますので、その部分については今お答えさせていただいたように検討を進めていくという段階でございます。 ○議長(河野照代君)  香田永明議員。 ○5番(香田永明君)(登壇)  ちょっと遅い気がするんですよ。今からではなくて、町長が公約でやると言われてますから、前段階で理事の皆さん、僕が再三言ってきたことじゃないですか、前準備が大事ですよと言ってますから、やっとかなきゃならないと思うんですよ。研究とか指針の作成準備は。 ○議長(河野照代君)  日野統内危機管理統括。 ○危機管理統括(日野統内君)(登壇)  町長を目の前にしてこういう発言をするのが適切かどうかというところはあるんですけれども、今回、町長選を危機管理グループとして見ておりまして、両方とも公約という中に入っておりましたので、もう既に選挙戦の途中からメーカーには、担当がずっと当たってるような状態で、細かいところを申し上げるといろいろ語弊が生じては困りますのであれなんですけれども、数社と協議して、いろんな、答弁でお答えさせていただきましたとおり、提案なり情報収集をしてるといったような状況でございます。 ○議長(河野照代君)  香田永明議員。 ○5番(香田永明君)(登壇)  これは必ず話題に上がってくる、議会で提出したときに上がってくるのが個人情報の観点になってくると思うんです。ここら辺はどういうふうに考えられてるのかお伺いいたします。 ○議長(河野照代君)  日野統内危機管理統括。 ○危機管理統括(日野統内君)(登壇)  カメラにつきましては、香田議員の御質問のとおり、つけてほしい方とつけてほしくない方、個人情報を収集されるというようなことで、そういったところが、例えば、物理的な部分、カメラの中に遮蔽版みたいなものを入れて、そこの部分をカットするとかというような技術的な、ハード的な部分なのか、もしくは、地元にそういった設置位置を提案した場合に、もう既に地元でここは外してほしいというような協議になるのか、そういったところの中で個人情報との兼ね合いというのを考えていきたいと思います。  それと、当町として、情報収集しました画像に関しての個人情報の保管、もしくは活用、そこの部分につきましては、当町の中での取決めに従って進めたいと考えております。 ○議長(河野照代君)  香田永明議員。 ○5番(香田永明君)(登壇)  先ほどお聞きするのを忘れてしまってたんですが、警察署との協定を結ばなきゃならないと思うんですが、そこら辺は全然まだやられてないのか、播磨町見守りカメラやりますよと僕も言っちゃったんですけど、所長に。そこら辺の関係性、協定を結ぶのはいつぐらいなのかなと思うんですが。 ○議長(河野照代君)  日野統内危機管理統括。 ○危機管理統括(日野統内君)(登壇)  警察の協定をするかどうかということの前に、香田議員が先ほど御質問の中で大阪府の話とかされてたかと思いますが、大阪府は、大阪府知事が号令をかけて大阪府警と下の市町村でもできるような形を取ってると聞いておりまして、それ以外にも警察で直接見れるような、その中では協定なり運用なりというようなことを締結しているようなんですけれども、そこの部分については、今現在、情報を収集しておりまして、こちらの危機管理グループとしても、例えば、運用する際にそういったことで警察が情報収集可能であれば、法的な問題がクリアするんであれば、行ったり来たりというようなことがなくなってきて、時間の有効活用ということにもなってくると思いますので、そういったところについては、今後、研究を進めたいと考えております。 ○議長(河野照代君)  香田永明議員。 ○5番(香田永明君)(登壇)  高齢者の方の徘回だとか、障がい者の方の徘回、迷子、お子さんがどっか行っちゃったといった場合の件数は、播磨町でどれぐらいあるのか把握はしてませんが、ビデオカメラを見るのはすごく時間がかかって、ストレスになるんですよね、そこら辺を町でやるには、町でやると思うんですよ。やらないのかな。そこら辺が気になってるんですが、そこら辺の通報があった場合は、警察からあるとは思うんですが、そこら辺のスキームというか、町で管理するんであれば町の職員がそれを探すのか、警察の方が来て、警察が探すのか。例えば、1事業者だったら、その防犯カメラの操作は、その1事業者が警察と一緒にやるんですが、そこら辺はどういうふうに考えられているのかお聞きいたします。 ○議長(河野照代君)  日野統内危機管理統括。 ○危機管理統括(日野統内君)(登壇)  防犯カメラ、見守りカメラにつきましては、行政側が警察のように捜査権を持って捜査するわけではありませんので、町職員が勝手に中を見て、ここに人が映ってるとかいうようなことは基本的にはないと考えております。警察が捜査関係事項照会書を持参してきて、それに対して情報を出すということについては、今現在でも、先ほど回答の中でお答えさせていただいたように、例えば、駅前の町が置いてるカメラでしたら、捜査関係事項照会書に基づいて、町がデータを抽出して、それを警察が持ってきたUSBに落とし込んでお渡しするといった形になりますので、ですから、基本的には今現在のところ、防犯カメラ、見守りカメラということの設置の中で、そこを任意で、町の職員が勝手に開けてみるとかというようなことは基本的にはないと思われます。捜査という、例えば、高齢者の方がいなくなりましたということについては、警察に届出をいただいてというのがまず最初になるかと思いますが、その中で捜査情報の照会というような中でそういった画像が適切に使用されるといった流れになると考えております。 ○議長(河野照代君)  香田永明議員。 ○5番(香田永明君)(登壇)  ですから、迷子、行方不明者、あとは防犯の犯人探しというところを警察から調べてほしいと、この防犯カメラを見て調べてほしいというときは、管理者が逐一全部のカメラをチェックしながらやるということでしょうか。 ○議長(河野照代君)  日野統内危機管理統括。 ○危機管理統括(日野統内君)(登壇)  警察の捜査関係事項照会は、何月何日何時から何時という指定があって、そのデータを全部落としてます。ですから、そこに例えば、徘回者がいる、もしくは、例えば、事件の場合でしたら犯人が映ってると、そういったことは警察は一切言いませんので、こちらも一切そこは見ておりませんので、そういう情報の出し方、提出の仕方ということが原則で実施しております。 ○議長(河野照代君)  香田永明議員。 ○5番(香田永明君)(登壇)  それは大概が目撃情報があったとか、事故とか、そういった何時から何時の短い間というところが結構言われるんですけれど、迷子となってくると、何日から何日の間となってしまう場合もあると思うんですよね。そういった場合もやはり町職員、結構負担になるとは思うんですけど、そこら辺も町職員が、もちろんやるんだろうなとは思うんですけど、そこら辺のことはどういうふうに考えられてるのかな。 ○議長(河野照代君)  日野統内危機管理統括。 ○危機管理統括(日野統内君)(登壇)  私が覚えてる範囲ですけど、捜査関係事項照会の中で、何日間もというのはあまりなかったように思います。防犯カメラってどういうふうに警察が見てるかといいますと、あるA地点からB地点まで全部、最初に見つけたところから追っていってるんですね。ですから、このA地点からB地点までの、例えば、ここが2時間とか、3日あったとしても、3日分全データをくれと、そういう照会はしないんです、警察は。ですから、追っていって、一つずつ潰していってますので、Aカメラにいる、次、Aプラス1のカメラにいる、Aプラス2のカメラにいる、そういった形ですので、基本的にはそんなに長いものは恐らくないと思われますけれども、今後、防犯カメラ、見守りカメラが設置された中で、ネットワーク化をしてデータを落とし込むという形になろうかと思いますが、捜査事項照会があれば、そこの期間については可能な限りですけれども、当町で保管日数を多分定めると思いますので、その間であれば法の定めに従って警察に出すという形にはなろうかと思います。 ○議長(河野照代君)  香田永明議員。 ○5番(香田永明君)(登壇)  そうですね。ただし、その防犯カメラを、先ほどからずっと申し上げてるのは、町で管理するのであれば、防犯カメラを皆さん見慣れてないので、あまり分からないと思うんですが、あれをずっと見てるというのはすごく目の負担にもなるし、どこからどこに行ったらいいか、脳にも負担がかかるんですよね。それを町職員にやらせるということは、その町職員の負担にすごくなると思うんですよ。そこのケアの部分まで考えてから、その管理運用というところをつくっていただきたいなとは思います。ですんで、1人だけつけときゃいいやではなくて、部署で何人か交代で、それができるのかどうかが僕分らなくて、大阪市だったら1人で定めてるんですが、播磨町でも1人となると、大分負担がかかってくるのかなと。加古川市がどうやってるのかが分からなくて、そこら辺てどういうふうな情報を集められたか分かりますか。 ○議長(河野照代君)  日野統内危機管理統括。 ○危機管理統括(日野統内君)(登壇)  他市町のことは詳細は分かりかねますが、播磨町の部分で申し上げますと、ほぼ全員危機管理グループは誰でも見れますので、取りにも行きますので、町職員からそういった、取りに行くことが非常につらいとかいうようなことは聞いたことはないですけれども、香田議員おっしゃるように、例えば、件数が増えればそういった罪悪感といいますか、そういったものが発生するかも分かりませんので、その辺りについては考えないといけないのかも分かりませんけれども、基本的にはネットワーク型というような形で、パソコンに落とし込むようなことを考えてますので、その中で、先ほど香田議員が御質問されたような、例えば、警察とのタイアップがもし可能であれば、少し軽減もできるかなと思いつつ、ただ、データの取得については、基本的には、もちろん担当は置くことにはなるんですけれども、危機管理グループに所属するものについては全員落とし込めるようには、基本的には、危機管理グループですので、いつ誰がどこにいるかというのが分かりかねますので、誰でもできるような体制はつくると考えております。 ○議長(河野照代君)  香田永明議員。 ○5番(香田永明君)(登壇)  画像の、そんなことする人はいないと思うんですが、特定の人を定めないと、誰でもできるようになってしまうと、個人情報保護の観点からも少しまずいのかなと思います。大体のところは1人かもしくは2人というような画像管理者をつけて、触れる人もその人たちだけ、パスワードを知ってるのもその人たちだけという形になってると思います。なので、そこら辺もよりよく練り込んでいただいて、個人情報のことが一番問題になってくるとは思いますので、これからよりよい運用方針と基本方針をつくっていただけたらなと思います。  あとは花火大会、期待しておりますので。  ちょっと僕らしくないですが、5分前ですが終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(河野照代君)  これで、香田永明議員の質問を終わります。  しばらくの間休憩します。                 休憩 午後0時06分               …………………………………                 再開 午後1時08分 ○議長(河野照代君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、新政会、奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  通告を基に一般質問をいたします。  1、大池広場について。  大池広場については、地元住民、古宮水利組合の要望により、平成23年度より県営ため池整備事業として、ヘドロしゅんせつ、造成盛土工事等が行われました。  そして、造成地を利用して大池広場の整備を行い、播州加古郡新井記略石碑と今里傳兵衛翁頒徳碑が移築されました。その後、平成27年度、町が国・県の補助金を活用し、浜幹線道路用地の残地に駐車場とトイレを整備するとともに、安全対策のため転落防止柵を池周回に取り巻き、池の管理用道路として堤体に整備し、利用者の利便性を向上させるため工事を実施しました。その後、古宮連合自治会、二子自治会、古宮水利組合が、大池広場のみを町に無償譲渡しました。その際、池と住環境が調和した空間で、よりよい活用を期待するとする無償譲渡に関する要望書を提出しています。  その後、令和2年、町から大池広場における施設整備事業の今後の進め方について回答が示されました。東部コミュニティセンターの整備に係る年次計画では、令和3年度に基本構想の作成、令和4年度に基本設計の作成、令和5年度に実施設計を行い、令和6年度に建設工事に着工するとありました。  しかし、その後、令和4年2月に全員協議会で、町から、現在、東部コミュニティセンターは、大池広場を建設予定地として進めていましたが、現在の計画では、周辺整備を含めると6億円以上かかると見込みがあります。一方、町の公共施設等総合管理計画では、現在の施設規模から概算工事費の見込みは、工事費が2倍以上に増加してしまっています。  大池広場を建設用地とした場合、課題として、進入路や建物周辺の整備費用に加え、軟弱な地盤であることが想定されています。ボーリング調査費に概算で500万円を要する、地盤改良が必要になればさらに多額の費用が必要になります。地元からの要望である東部コミュニティセンターの建設は、コスト面を考慮し、浜幹線沿いの緑の拠点建設予定地に変更する対応を庁議で協議しましたと説明がありました。  今後の大池広場をどうするのかという質疑に対し、前町長は、将来的に公園化したいとの答弁でありました。その後、播磨町長選挙があり、佐伯町長の就任の挨拶において、国や県とも連携しながら新しい大きな事業にチャレンジし、いろいろな立場、境遇の皆様の声をしっかりお聞きしながら、住民、企業、議会、行政等は、まちの目指すべき方向性を共有し、「ワンチームはりま」の実現に向け、全身全霊で取り組んでまいりますと述べています。  そこで以下の質問をします。  ①周辺整備を含めると6億円以上かかるとの見込みであるが、その積算根拠は。  ②無償譲渡に関する地域の要望である、池と住環境が調和した空間で、よりよい活用を期待するに対して、町長の考えは。  ③接道要件を確保し、通行者の安全を確保した道路の計画は。また、水路及び吐水口を含む公道の検討は。  ④大池広場の4,300平方メートルの土地を今後どのように活用するのか。  ⑤播磨町公共施設等総合管理計画の個別計画の第7章、今後の課題と計画の推進で、1棟の建物に複数の機能を盛り込む複合化の検討がある。複合化を検討すべきと考えるが、そのような検討はされたのか。  2、通学路の安全確保について。  登下校の安全対策を継続的に実施するため策定された播磨町通学路交通安全プログラムに、今後は、本プログラムに基づき、通学路の安全を図っていきますとある。取組方針の基本的な考え方として、継続的に通学路の安全を確保するため、合同点検を継続するとともに、対策実施後の効果把握も行い、対策の改善・充実を行います。これらの取組をPDCAサイクルとして繰り返し実施し、通学路の安全性の向上を図っていきますとある。合同点検の実施及び対策の検討では、危険箇所の把握、対策の立案、対策の実施を行い、対策効果の把握に努めますとある。
     そこで以下の質問をします。  ①蓮池小学校区の町道大中二見線及び町道大西山ノ代線の交差部の特異な交差点の対策は。  ②播磨西小学校区の山陽電鉄古田東踏切南側の歩道がなく、路側帯幅員も狭いが対策は。  ③播磨南中学校区の播磨南中学校校門付近の車両通行量が多く、浜幹線道路の横断が困難で危険であるが対策は。  ④播磨南小学校区のレイクタウンと播磨南中学校の間にある通学路であったところの安全対策を行い、通学路として改めて使用する考えは。  3、水道事業について。  令和4年度播磨町水道事業会計予算に対する附帯決議の提案理由を、播磨町の水道事業は、老朽化対策コストの増加と、人口減少に伴う給水収益の減少により、将来の水道事業は経営状況の悪化が懸念されている。そのため、町当局において水道料金改定の方針の基、改定内容の検討が行われている。水道料金の値上げは、住民生活や企業活動に大きな影響を与える問題であるとしている。  また、要望を1、水道料金の改定にあたっては、中長期的な更新需要と財政収支の見通しや播磨町上下水道運営委員会での検討内容、答申結果などを住民に対してわかりやすく説明を行いながら進めること。2、管路工事については、引き続き町内業者の育成など事業者への影響に配慮を行いながら実施することとして決議した。  そこで質問します。  ①料金の改定に当たって、住民の理解を得るために取り組んだ内容は。  ②管路工事について、業者の育成と事業者への配慮は。  ③一般会計から繰り入れる方法として、福祉減免に係る経費の一般会計からの繰入れや、上水道の更新事業で交付金対象事業も一般会計からの繰入れがあるが、今後も国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を繰り入れる考えは。  以上、質問します。 ○議長(河野照代君)  答弁、佐伯謙作町長。 ○町長(佐伯謙作君)(登壇)  新政会、奥田俊則議員の1点目の御質問、大池広場についてお答えいたします。  ①についてですが、大池広場において東部コミュニティセンターを建設するに当たり、委託業者に見積書を徴したところ、本体工事費、外構工事費、水路の移設整備費、進入路拡幅工事費等を合わせると、概算工事費で約6億強円になりました。埋立地である建設予定の地盤調査については未実施であることから、永久構造物の建設に当たり、地盤改良工事は必須であることから判断に至ったものです。  ②についてですが、無償譲渡を受けました大池広場については、令和4年2月の全員協議会でもお答えいたしました多目的な広場案も含めて、近隣の環境に配慮した活用方法を検討しております。  なお、協働のまちづくりの観点から、地域住民の方々と意見交換をする場を持ちながら、今後、活用、検討を進めてまいります。  ③についてですが、大池広場は町道に面しておらず、現状のままでは用地活用が困難であるため、公道としての道路整備の検討を行ってまいります。  また、路線の線形については、公安委員会との協議を行い、車両の往来や歩行者の安全性を確保した内容で決定していきたいと考えています。  ④についてですが、②でお答えしましたとおり、今後、具体的な活用方法を地域とともに検討してまいりたいと考えております。  ⑤についてですが、計画書にもありますとおり、公共施設の維持管理・更新に際しては、社会状況や住民ニーズを的確に捉えて施策に反映させる必要があると考えております。しかしながら、少子高齢化が想定以上に進んだ場合、公共施設に対する住民ニーズが想定と乖離するおそれもございます。そういった場合、単純に計画に沿って施設を更新するのではなく、そのときの住民のニーズや財政状況を踏まえ、施設の複合化等について検討する必要があると考えられますので、計画にはその旨を盛り込んでいるところでございます。  2点目の御質問、通学路の安全確保についてお答えいたします。  ①についてですが、従来は交差点を南進し、大中二見線を横断した上で東方向に進むルートを通学路としていました。しかし、その箇所については、複雑な交差点で信号の色を誤認する可能性があるため、現在は交差点を南進し、大中二見線を横断せずに東方向へ進むルートに変更しております。  ②についてですが、山陽電鉄古田東踏切南側については、令和2年度の通学路安全推進会議の現場パトロールにおいて、学校からの要望もあり、また、路側帯幅員が狭く踏切待機中において危険な箇所であるとの判断に至りましたので、山陽電車との隣接協議を経て、水路の蓋がけを行い、路側帯の部分拡大し、安全を確保する対策を行っております。  ③についてですが、当該横断歩道につきましては、令和2年度に整備され、令和3年度より通学路を変更し、当該箇所を横断するルートに通学路を変更しております。  なお、この横断歩道については、特に朝の交通量が多く、児童が横断歩道で待機している状態にもかかわらず、車両が停止しない状況が見受けられます。それを受けて、昨年度の合同点検において、街路樹が運転手から歩行者の発見を妨げている可能性のあることが判明したため、高木を撤去し歩行者視認性向上対策を講じております。  また、児童生徒の横断があることを確認してもらうための電柱幕を設置し、安全確保にも努めております。  ④についてですが、当該箇所につきましては、企業所有地であり、長年通学路として借用してきたところであります。しかし、平成30年の大阪北部地震により小学校のプールのブロック塀が倒壊し小学生が死亡したことを契機に、通学路、ブロック塀の総点検を実施しました。その結果、当該箇所のブロック塀が危険であるとの判断により通行止めとし、通学路を変更した経緯がございます。その後、ブロック塀を一部改修する対策を所有者に提案しましたが、同意が得られず、今日に至っております。  なお、今般、地元からの当該箇所の安全対策による強い要望があったことから、再度、通学路としての使用を検討し、所有者と協議を実施している現状でございます。  3点目の御質問、水道事業についてお答えいたします。  ①についてですが、水道料金改定に向けて、上下水道運営委員会を計5回開催し、検討を進めてまいりましたが、その際の会議資料、会議録を町ホームページ上で公開を行っております。令和3年11月「広報はりま」において、令和2年度公営企業水道事業の決算報告の中で、今後の事業展望として、水道料金の適正な水準や料金体系の検討を行っていることの情報を掲載いたしました。また、同年の12月「広報はりま」では、特集記事で水道施設の老朽化の状況と水道料金改定の必要についてお知らせし、令和4年7月号「広報はりま」では、上下水道運営委員会の答申内容について、令和4年から平均改定率14.6%の料金改定を実施する内容となっていることを御報告いたしております。  また、具体的な料金改定案と料金改定の必要性をできるだけ分かりやすくお伝えできますよう、水道料金の改定に関する冊子を作成し、令和4年8月号広報と併せて各御家庭に配布しており、町の公共施設においても設置しております。  ②についてですが、本町では初めての試みとなる管路のデザインビルド方式による発注ですが、公募型プロポーザルにより4月21日に公告を行っております。参加者は、単独企業または設計企業、施工企業による共同企業体としており、国土交通省中央建設審議会の共同企業体の在り方や兵庫県建設工事に係る特別共同企業体取扱要綱による共同企業体の場合、構成員は3者以内で最低出資率は20%以上が示されておりますが、令和4年度播磨町水道事業会計予算に対する附帯決議で町内業者の育成など、事業者への影響に配慮し実施するよう要望いただいていることを踏まえまして、町内業者が共同企業体に参加する場合の最低出資比率については、本案件は10%以上に緩和しております。  また、プロポーザル参加者には、協力業者として町内業者を含めることを義務づけた他、業者選定においては、町内企業の活用及び育成を評価項目に設定しております。現在、優先交渉権者が決定し9月上旬に基本協定の締結ができるよう、諸条件の確認を進めているところでございます。  ③については、原油価格、物価の高騰により、住民生活や企業活動に多大な影響が生じていることから、その負担の軽減を図るため、令和4年12月検針分までの6か月の水道料金の基本料金の減免を行っております。  なお、原油価格、物価の高騰は企業外の要因であって、町の対策として減免を行うことから、地方公営企業法第17条の3の規定により、一般会計からの補助を受けて実施しており、その財源としては、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を充てることとしております。  現在の経済情勢がいつまで継続するのか、交付金の制度がいつまで存続するのか見通せませんが、町の施策として対応が必要な場合は、一般会計からの繰入れが前提となりますが、水道事業を含めて町が一体となって対応を検討する必要があると考えております。 ○議長(河野照代君)  奥田俊則議員の再質問を許します。  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  では、再質問をしたいと思います。  佐伯町長については、地元からの要望によって国と県の補助金を探しながら大池のしゅんせつ事業をやった経験があると思いますし、池の周辺の道路の整備も担当したかなと思って、私より大池広場については詳しいのかと、こう思う中で質問をしていきたいと思います。  1つとして、昨年12月に播磨南中学校のところに緑の拠点をやると、それは基本設計もやった実施設計もしたからやりますよと、昨年12月の話ですよ。それが、今年の1月、突然、播磨南中学校北側の緑の拠点については、東部コミュニティセンターを建設しますというような庁議で決まったんですよ。播磨町の今の役員として、1か月ぐらいの期間で一遍に方向転換する言葉の責任ということについては、どう考えているのか確認したいと思います。 ○議長(河野照代君)  高見竜平理事。 ○理事(高見竜平君)(登壇)  緑の拠点につきましては、総務建設常任委員会はじめいろいろと御提案とか内容をお知らせをしておりました。1月から名前のほうも募集しようということで進めております。おりましたというのが正解ですかね。  ただ、昨年8月の新規事業ヒアリングの中で、町の財源であるいわゆる支出等々の部分の中で、ヒアリングの事業をずっとトータルしていく中で、一般会計のほうで11月締めくくった段階でお金が非常に食ってるよという中で、東部コミュニティセンターにかかる建設投資が高いというのが12月に分かったということできております。その中で、じゃあ東部コミュニティセンターをその場所で建てるというのが、そんだけの費用がかかるということなので、場所を緑の拠点施設であるところを浜幹の際に移したいというお話が出てきました。  当時、担当グループでは、基本設計から詳細設計に入って、もうほぼほぼ形ができてきて確認申請が取れる手前の段階でネーミングも決めて条例に進めてまいってたところなんですけど、まだ物は建ってない中で、東部コミュニティセンターをそちらに建てるという話が、形上で見ると1か月で決まったようになるんですけど、並行作業の中でそういう財源が確保できないと、昨年12月の中に緑の拠点に関する資金についてはどうなんだということなんですけど、緑の拠点の緑化基金が3億円余りあるということで、それはそれに充当する予定でありましたので、緑の拠点施設建てること自体には土地さえあれば影響ないのかなと、ただ、東部コミュニティセンターを建てるに当たっては、建て替えに伴って基礎の調査とかその辺りの外構整備費の費用が絡んでくると計画の金額では足らないのでということで、やむを得ずそちらのほうに移したというのが現状でございます。 ○議長(河野照代君)  佐伯謙作町長。 ○町長(佐伯謙作君)(登壇)  過去の経緯は今、高見理事がお話しさせてもらったとおりでして、今後、コミュニティセンター、とにかく建てる方向で、こちら行政も頑張ってまいりますので、過去のいきさつもあろうでしょうけども、今後のことをぜひ見守っていただきたく、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(河野照代君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  大池広場については、一番関心なことは、質問の項目の中で無償譲渡に関する地域の要望である部分と前町長は大池広場については公園化すると、それに対する、この大池広場については、古宮連合自治会、二子自治会、古宮水利組合が無償譲渡したんですよ。無償譲渡して皆あそこをどう利用しているのか、一番関心事持っとんですよ。  こういう中で、今の町長、佐伯町長は、多目的広場を検討したいと、こういう答弁いただいたんです。多目的広場はいろいろどんな絵を描くのか関心事なんですけど、じゃあこれを基本的にはいつ頃実施できるのかを確認したいんですよ。 ○議長(河野照代君)  佐伯謙作町長。 ○町長(佐伯謙作君)(登壇)  広場なんですけども、本当に今とにかく浜幹線側に東部コミュニティセンターを建てさせていただいて、そっちの基本設計を進めさせてもうてます。駐車場とそういうのを造ってどうしましょかという、今まだ基本設計の段階なんでつくらせてもらってます。道路も広場の横、つけさせていただいてできたらいいなということで、今、案は描かせてもらってます。  その中で、あと残る無償譲渡いただいた広場なんですけど、それをどうするかというのは、多目的広場ということで今考え方させてもらってますけど、それってどういうふうにするのか、こちら行政も住民の方々と話しさせてもらいたいということで、10月中、新しい機構改革で今度、教育委員会から町長部局の協働推進課に担当がコミュニティセンター、そして公民館等全てがそちらの部署に移ります。なので、その時点からの新しいメンバーで地元の方と協議させてもらいたいということで、10月に地元協議させていただくように今準備進めようという、今手前の段階でさせてもらってます。  ということで、広場はどうするのかは住民の方々と話し合いながら決めていきたいなと思っています。 ○議長(河野照代君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  地域とともに考える、地域の声を聞くいい施策だと思うんですよ。でも、住民の声を聞くのはいいことだけど、ある程度町として、大池広場4,300平方メートルを多目的広場にするんであれば、こういう広場を造りますよと、まずは案をつくるのが先かなと思うんですが、そこら辺りの考え方をお聞きしたいと思います。 ○議長(河野照代君)  佐伯謙作町長。 ○町長(佐伯謙作君)(登壇)  ある程度の案は、担当も持ってると思うんですけど、でも物によってこちらから提案しないといけないこともあろうかと思いますけども、こういった広場は、逆に住民の皆様と協議を重ねながらつくっていくのも一つの手法ではないかなと私は思っています。担当は案持ってますけど。でも、私はそれよりも住民の方と一緒に広場の利用方法を決めていけたら面白い施設ができるんではないかなと思います。 ○議長(河野照代君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  大池広場については、いい回答をもらったと思ってるんですよ。多目的広場をする、公道の検討をすると。それは、基本的に新しい今度課ができて、そこが担当すると思うんですが、町民の声を聞くといいことですが、ここで大きな問題は、財源の問題が出てくるでしょう。前でもそうでしょう。前の問題でもそうでしょう。財源が厳しいから転換したと、こういうことがありますね。財源も考えながらの多目的広場と思うんですよ。  それ、今の多目的広場の構想は、ただの芝生の公園なのか、構想ですよ、町長の構想はどういうような多目的広場を考えてるんですか。建物建てて芝生の公園をする。大池広場の水とともにいい環境をつくるというような絵はあるでしょう、多目的広場の絵。どういう絵を描いているのか、どういう構想を描いているのかお聞きしたいなと思うんです。 ○議長(河野照代君)  高見竜平理事。 ○理事(高見竜平君)(登壇)  構想の絵というのは、令和元年7月頃だったと思うんですけども、当時、緑の拠点の建築計画の中で大池広場がまだ無償譲渡というのが水面下でいろいろ話があった時期だと思います。そのときに、当時は住民グループから教育委員会云々行く以前のお話だったんですけど、その段階の中で、土木グループとして何か案ありますかということで書いた素案があります。その素案を令和2年度だったと思うんですけど、地域の方にお見せしたいうことで、私はお聞きしてます。その絵というのが、いわゆる広場的なものの絵で、散策路である、真ん中は芝生であるということと、あずまやを置いてという形にしております。  ただ、それはその当時の絵でございます。先ほど、町長の話もありましたように、地域との中での意見を聞きながらということですので、あくまでその絵どおりやるというのは、今のところ考えておりません。地域の意見を聞きながら、10月にその辺りの集約をしまして、どういう形をするかということと、建築時期につきましては東部コミュニティセンターできる時期になるべく近いような時期に合わせてやりたいなという素案で、今は計画しております。  2月の全員協議会の中で、神戸新聞にも上がったとは思うんですけど、7,000万円から8,000万円という金額の前町長が話しされたと思うんですけど、その当時の概算設計、土木グループでたたいてみたんですけど、それがおおむね8,000万円前後ぐらいかかる事業費です。  何ぼでもお金を投資すれば、そりゃいろんなものができようかとは思うんですけど、財源もあるんですけど、地域とともに協働のまちづくり宣言の中で進めていきたいということ、それから町制60周年であるということを踏まえた上で、10月に地域とその辺りを決めていくと考えております。 ○議長(河野照代君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  大池広場については多目的広場、また公道の検討ということで、少しだけ前向きになったのかなと、こう思う中で、じゃあ、多目的広場に当たって、何年かかかっての年次計画だけあるでしょう。今後の計画については、いつ頃これが我々の議員に説明できるような体制になるのかなと期待しとるんですけど、そこら辺りはいかがですか。 ○議長(河野照代君)  佐伯謙作町長。 ○町長(佐伯謙作君)(登壇)  今が基本設計に入りまして、来年度実施設計、再来年度が工事ってなってますので、来年度実施設計ですので、まだ本当はそこでもまだ話合いできる時間が1年間優にあるんですけど、できる限り前倒しして早く建てればいいなと思ってるんで、住民との協議も早く進めたいし、その設計の内容も確定させていきたいので、とにかく話合いの場を10月になったら早く持ちたい。そこから、いろんなことについての協議を始めて固めていきたいと思っていますので、まだ、これ基本設計の時期でして、話合いをまだまだ進めていないといけない大事な時期ですので、じっくりとそこは住民の皆さんと話し合いながらつくっていきたいなと思います。  私どもの意見は意見で持ってますけども、せっかくの施設ですので、住民の皆さんと協議しながらつくっていきたいなと思っています。 ○議長(河野照代君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  もう1つ確認はね、多目的広場で建物については建てるためには、またいろいろ地盤改良とか必要かなと思う中で、建物についての考え方は、今の段階で分かっている範囲でお聞きしたいと思います。 ○議長(河野照代君)  高見竜平理事。 ○理事(高見竜平君)(登壇)  建物というのは、大池広場の中で建てようとする構築物ということでございますかね。  現状としては、あくまでも現状素案として多目的広場という言い方させていただいたのは、何もないような広場という感覚では今は考えておりますけども、地域との中で話してどんなものが要るかというのも1つの検討の視野かなというのはあります。  それとあと、もう1点ですね。町の中でもいろんな施設の活用というやり方もありますので、地域だけの意見だけではなくて、町の考えも示した上でやっていくので、それに応じて建物が必要であれば、そういう考え方もありかなと考えております。 ○議長(河野照代君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  多目的広場ということで、私が思う広場は、阿閇漁港の横の広場ありますね、芝生の公園。ああいう広場なのか、もっと建物建てて住民が集う広場にするのかいう部分大きいですよね、そこら辺りが。財政の問題もありますけどね。  ほんで建物建てるに当たっては、接道の道路が要ると。ただの公園だけであったら道路も要らないというような状況の中で、そこら建物建てるのかただの公園なのか、そこら辺りはちゃんとした考え方を持つべきだと思うんですが、そこら辺りいかがですか。 ○議長(河野照代君)  高見竜平理事。 ○理事(高見竜平君)(登壇)  奥田議員の回答の中で町長が述べましたように、公道という表現させていただいております。これについては、従前は何も触らないいう話でしたけども、多目的広場という表現、何でも使えますよという考えをしております。  初めから3年ほどの前の話でいきますと、阿閇漁港の横にあるあえのはま広場というような、後からでも触れるような暫定的な広場という認識は当時はしておりました。今回、地域との話、協議、一緒にやりましょうという話は、そういうのも踏まえた上で、ベースは広場にしてるんですけども、土地利用、活用の仕方によって変わってくるだろうということもありましたので、奥田議員おっしゃったように公道的なものを、町道になるのか公道でいくかいう判断はしますけども、公道をつけて接道をつけるということで、建物も建てられるような条件に持っていこうかなと。どうせやるならそういう形のほうがいいんじゃないかということで、今、案としては上げております。  それで、建物についても地域の活性化の中でいろんなイベントも対応できるようなものも必要であれば、そういうのも踏まえた上で構造物を検討するということに考えております。  これにつきましては、10月ですね、地域の方々と話した上で詰めていくと考えていただいたら結構かと思います。 ○議長(河野照代君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  前町長の考え方ですよ、緑の拠点は諦めたわけではないと、継続して町内の町有地で考えていますよというのは、それは残ってると思うんですよ。播磨町で、狭い播磨町で緑の拠点をするような町有地なんか、私は大池広場しかないかと思っとんですよ。そこについても、財源があるんですから、そこは1つ考えるべきだと思うんですが、そこら辺りいかがですか。 ○議長(河野照代君)  佐伯謙作町長。 ○町長(佐伯謙作君)(登壇)  緑の拠点につきましては、検討をしてまして、場所もそうなんですけど、どういった分にやっていくかは、私どものほうももうちょっと時間いただいて考えさせてもらいたいなと思います。  新たに建ててするほどの必要性があるのかないのか、そして、今ある施設を使えないのか、全て網羅した中で時間をかけて考えさせていただきたいなと思います。 ○議長(河野照代君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  大池広場につきましては、多目的広場、ほいで公道の検討をするということで、前向きな答弁をいただきまして、今後、期待するところであります。  2つ目の通学路の安全確保についてお聞きします。  播磨南中学校のあそこ、車の通行速度は時速50キロメートルなってますね。あそこ見通しがいいんですよね、基本的に。あそこに横断歩道あります。私もあそこよく利用するんですが、横断歩道で止まる車、ほんまに見かけません。  そこで、時速50キロメートル規制を時速40キロメートルにするとか時速30キロメートルにするとか、公安委員会が関わる問題もあると思うんですよ。速度を落とすという考え方はないですか。 ○議長(河野照代君)  高見竜平理事。 ○理事(高見竜平君)(登壇)  学校の前の道路、町道浜幹線16メートル道路と言われるものでございます。  西は宮西から北は二子までの路線の中で、制限速度は公安委員会と都市計画道路の中で設定されておりますので、あと、制限速度を落とすのは、ゾーン30プラスというのがあるんですけど、それについては、またエリアを決めてその範囲内での自治会での云々というのがあります。都市計画道路の中であのクラスの道路で制限速度時速50キロメートルを落とすのは、公安委員会とも相談をしてみますけども、非常に困難なことかなと考えております。
    ○議長(河野照代君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  播磨南中学校の校門前に横断歩道設置したりして、そりゃいいことだと思うんですよ。横断歩道は、本当に安全確保できとんのかなという疑問持っとんですよ。  今の状況で見通しのいいところで、交通量が多い、車が止まらない状況の中で、じゃああそこ何をするかといったら、速度制限しかないと思うんですけど。速度制限いうのは厳しいですか、難しいですか、お聞きします。 ○議長(河野照代君)  高見竜平理事。 ○理事(高見竜平君)(登壇)  浜幹線道路の設計時のときから、学校の前の入り口に関して、田中道に信号とかいう要望は多々あったのはお聞きしております。  公安委員会協議の中で、道路の形態の中で進入してくる道路等々の中で、まず信号はつけられないと、なかなか平成26年でしたかね、供用開始してから切り下げ、横断歩道ですらなかなか公安委員会が渋られておりました。再三協議して、もう信号も無理という中で、横断歩道をつけさせてもらった経緯があります。信号の設置が非常に無理であるということと、制限速度については町でどうこうできるものではございません。ただ、再度、公安委員会協議等は1回、話は協議はさせていただきますけども、必ずしもそれが落とせるかは町単独ではできないものですので、一度協議という形はさせていただきますけど、できるかできへんかというのは、この場では即答できかねるということで回答させていただきます。 ○議長(河野照代君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  じゃあ、質問変えます。  播磨南小学校区のレイクタウンと播磨南中学校の間にある通学路、これはブロックの関係で倒壊のおそれがあると、それについては再度検討したいということでありますが、あのブロックの高さを、今ですよ、考え方としてブロックの高さをどうやる考え方なのかお聞きしたいと思います。 ○議長(河野照代君)  堀江昌伸教育総務統括。 ○教育総務統括(堀江昌伸君)(登壇)  播磨南小学校の今通行を規制している通学路でございますが、そちらにつきましては、ブロック塀が1.2メートルを超えているために通行を規制しているものでございます。  今、所有者と協議をしておりますが、所有者に提案している案といたしましては、道路部分、歩道部分を盛土いたしまして、道路の高さを上げてしまうと、上げることによってブロック塀の高さが必然的に低くなりますので、危険なブロック塀ではなくなるという対応をいたしまして、通学路として改めて使わせていただきたいということで、今協議を進めさせていただいております。 ○議長(河野照代君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  元通学路としては、今前向きな回答をいただきまして、安全な通学路とするために、今後の交渉を期待するところであります。  じゃあ、質問を変えます。  水道事業についてであります。  水道事業については、今本当に円安で物価が上がって住民生活が大変な時期。本当に今の時期に水道料金の改定が必要なのかなと、こう思うんですよ。  こういう中で、播磨町の起債で補う方法もあるのではないかと、今の状況の中で、起債で補うについての考え方についてお聞きしたいと思います。 ○議長(河野照代君)  高見竜平理事。 ○理事(高見竜平君)(登壇)  起債を直近では、令和元年から元年、2年、3年と3か年借りております。第2回認可変更のときは平成8年からという形で11年までお借りしております。起債、いわゆる借金なんですけど、同じ企業局である下水でしたら交付税の対象等々、交付金の対象等々なってくるんですけど、水道に関してはございません。今60%という形で計画立てております。これにつきましても、今ある資産と、それからお返ししてる、今利息で企業債返していってるわけなんですけど、その辺りのバランスも踏まえた上で、監査法人並びに上下水道運営委員会の中でも考えた上で検討していただいた結果の中では、60%が妥当ということで、60%で借りる計画をしております。 ○議長(河野照代君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  今、起債の充当率が約60%というような答弁をいただいたんですが、播磨町の水道の事業の規模の中で起債の充当率が60%というのは、これは適正な企業債の範囲なのか、そこら充当率については適正な企業債というパーセンテージについては50%も60%、いろいろあると思うんですが、今の60%いうのは、適正な企業債なのか、そこらだけ確認したいと思います。 ○議長(河野照代君)  藤原崇雄上下水道統括。 ○上下水道統括(藤原崇雄君)(登壇)  今、御指摘の企業債の充当率でございますけども、本来でしたら更新事業は、企業会計の考え方でいくと、内部留保資金ですね、それまでに積み上げてきた減価償却費から発生する損益勘定留保資金を充てる必要があります。ただ、40年以上前の事業費からしますと、今物価も上がっておりますし資産も耐震施設に改築しないといけないいうことで、資産の価値も上がってきます。ですので、その不足分ですね、本来内部留保資金では足らない部分を幾ら借り入れて賄うかと、資産の価値の上乗せ分を借入金で賄うというような考え方の中で、60%がぎりぎりのところだろうということで、監査法人からも意見をいただいて設定しているところでございます。 ○議長(河野照代君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  いろんな市町村の水道事業を見てみますと、その市町村によって企業債の充当率の違いはあると思うんですよ。  今の答弁では、播磨町については60%の起債充当率が今の一番適正な率で、これ以上の起債の充当率を上げるわけにはいかないと、こういう理解でよろしいんですかね。 ○議長(河野照代君)  藤原崇雄上下水道統括。 ○上下水道統括(藤原崇雄君)(登壇)  今の計画よりも充当率を上げるということは、将来的には借金の返済額は増えるという形になりますので、将来的にはその分の料金改定も見込んで計画をしないといけないと。  今回の60%という数値の設定については、将来世代、我々の子や孫の世代の人らとの負担の公平性を考慮して、60%いう水準がぎりぎりのラインだろうということで御意見をいただいて設定したものでございます。 ○議長(河野照代君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  負担の公平性とか将来的負担、それは理解しているんですよ。それが、今の円安によってあらゆる食品関係から住民が負担が増えとんですよね。こういう中で、本当に今、料金改定が必要なのか、できるのであれば、起債の充当率をもう少し上げて、2、3年我慢するという方法もあるのではないかと、こう思っとんですよ。  そこら辺り、もう一度回答をお願いしたいんですよ。 ○議長(河野照代君)  高見竜平理事。 ○理事(高見竜平君)(登壇)  一言でいうたら3年先もう一回検討したらどないかというのも考えられないことはないんですけど、従前、今に至ったのは平成27年に準備しまして平成28年からアセットという形で監査法人、それから建設コンサルタント、資産の見直し、さらにそれをまた集約して監査法人という形で、3年間の財源の準備をしてきております。その間に、いわゆる収益等々計算しながらやってくるという形になります。じゃあ、今からまた3、4年しましょうかというたら、今の単価を3年据え置いて3年でというわけにはいかないような状況になります。といいますのは、資産というか、更新計画を立てていく中で、当然法定耐用年数が徐々に徐々に過ぎてきております。法定耐用年数過ぎたら全然あかんかいうたんではございません。ただ、近隣の市町でもあるんですけど、法定耐用年数までの間に耐震化がなってなくて地震等々で抜けたりさびが出たりという赤水問題ですね、そういうのが出てきてます。その中で、ぎりぎりのラインで今更新計画を立ててるような状況下の中で、さらに3年先となると、もう一回財源の見直しなりますので、今計画した水道料金の上げ幅よりもさらに上がってしまうということが想定されます。  そういうのも踏まえた上で、上下水道運営委員会の中で検討していただいた結果、それをさらに監査法人に、こういう結果なんですけどということで見ていただいた中で、今に至っております。ですので、3年先、2年先というわけにはいかないようにということで、確かに今の社会情勢、円安の問題、今日も百四十何円でしたか、上がってましたけども、そういうのを踏まえた上で、今の時期が最適かなと、近隣市町村も来年から上げていくというところも聞いております。  今、水道事業としては、今が上げなければ非常に危ない時期に来てるというのがあります。近隣市町と一緒にできない理由は、水道事業に着手した時期が違うということと、資産の考え方よりも料金の入り方が違ってきております。ですので、播磨町として見直した結果、令和4年にこういう形で上げさせていただいて、令和5年から料金値上げに着手したいというのが現状でございます。 ○議長(河野照代君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  では、水道事業の管路工事についての業者の育成と事業者の配慮ということでお聞きします。  デザインビルドである業者が、本体の業者が設計、施工か、業者がある程度決まったと、こういう中で、町内業者が参加できる条件はできたと思うんですが、これで町内業者がこれに参加する、利益が出る事業かなと、こう思うんですよ、これで。  こういうデザインビルドやりましたが、今の状況下で、町内業者が参加するという意思表示をした業者はあるのかなと思うんで、そこら確認したいと思います。 ○議長(河野照代君)  高見竜平理事。 ○理事(高見竜平君)(登壇)  デザインビルドに関しては、一昨年からいろいろと検討し、昨年準備に入って、今年度やっております。  意思表示というお話なんですけど、今回、申込みする中に施工企業の中で単体、共同企業体いう形しております。これ言い換えれば、やるだけの体力があれば、自分で絵描いて自分で工事やりますよというのができてしまいます。ただ、今回、複数年の中で3か年という形をやっております。令和4年、令和5年、令和6年という形でやる中で、町内業者のでも非常にしんどいのかなと思うのは、3か年主任技術者等々を登録してしまえば、3か年他の事業に入れないというのがあります。  コリンズの登録にするとそこにしか入れませんので、お金の問題等々あります。ですので、そういうのも踏まえた上でデザインビルドやる中では共同企業体がいいんじゃないかということで、今回検討しております。  まず、今の状況を申し上げますと、申込みが最初の届出は2者、2グループありました。その中には町内業者が入っておりました。町長の説明にもありましたように、出資率、出資比率というのがありまして、いろんな共同企業体の中には4種類ほど企業体の組み方あるんですけど、町として町内業者の出資比率を20%を10%まで下げております。その中で1者申込みあったんですけど、3者共同企業体を組まれた中に町内業者おったわけなんですけど、明確な理由としてはちょっと3か年の中でしんどいのかなというのと、受注金額の話があったということで、辞退が出てきました。もう一者、先般最終的にやりまして、今日ですけど、本日、共同企業体、優先権者と今協議しております。その内容いうか、そこの業者に当たっては、コンサルタントとかメーカーとか入ってる業者なんですけども、プレゼンテーションの中でお聞きしてるのは、商工会の中の業者を1者使うと、水道組合を1者使ういうことで、水道組合の中にも届出のあるできる業者に案内をかけておるというのは聞いております。なので、手を挙げてきたら協力業者として使うということでやってます。  言い換えれば、町内業者が入ったときに上からすぐ出来高払いでお金頂けるからということで、どうしても町単体で入ると前払いだの部分払いだのとか最終払い、書類という形になると限られてきますけど、協力業者で入れば月末、翌月末という形でお金が入ってくるいうことで、そういう面でメリットがあるということも聞いてます。  ただ、その辺りは契約交渉になるので、町は関与できないところはあります。  今回、デザインビルド申込みする中に町内業者も使いなさいということで、採択条件の中で使えば点数は高くなるような採点もしておりますので、町内にとっても使えるような状況にしております。 ○議長(河野照代君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  水道料金については、6か月間、基本料金の減免をやると、こういうことで、これ新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金で賄うと、こういうことでありますが、次年度も新型コロナウイルス対応地方創生臨時交付金が出た場合については、この料金の減免についてどうするのかということを、最後に町長に減免についての考え方、お聞きしたいと思います。 ○議長(河野照代君)  佐伯謙作町長。 ○町長(佐伯謙作君)(登壇)  事業者の支援の流れだとか原油の価格、物価高騰の対応分など、いろんなことが起きてくるかもしれません。その中で、今後、国から新たに当該交付金に関する通知が来ましたら、その趣旨を踏まえまして、町全体として必要な事業を検討していきたいと考えております。 ○議長(河野照代君)  奥田議員、時間に気をつけてください。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  はい。  必要な事業という答弁いただいたんですよ。水道料金の基本料金の減免については、播磨町の住民が皆恩恵を受けれるんですよ。住民のための施策をすべきやと思うんですよ。  例えば、キャッシュレス決済還元キャンペーンでもやりました、いいことですよ。キャッシュレス決済還元キャンペーンは一部の住民しか活用してないんですよ。水道料金については、播磨町に住む住民皆対象なんですよ。  基本的にいろんな施策をするに当たっては、必要な事業と、こう言いますけど、対象を播磨町の住民を対象にした事業をやってほしいと思うんですよ。  そこら辺りいかがですか。 ○議長(河野照代君)  佐伯謙作町長。 ○町長(佐伯謙作君)(登壇)  まず、水道料金の値上げについては、職員も誰も喜んでしてる職員はいないと思います。将来的に安定供給ができて安全な水を飲んでいただくために泣く泣く上げないとしようがないねという話を聞きながら、僕もこの答弁をさせていただいてるんですけど、そういった中での本当にそういう大事な水を守るために、今回値上げに踏み切っているという段階がありますので、そこを御理解いただいて、それで減免するようでは、一般会計の分の今度いろんな使い道が今から皆さん考えていかないといけない。奥田議員の御意見はよく分かるんですけど、そういったものをもう一回全体でトータルで見直しさせていただいて考えさせていただく、絶対に企業会計を脅かしてはいけないので一般会計で見ないといけないんですが、それを本当に絶対的に下げないとは言えませんけど、全体を通してもう一度見直して、何にそういう援助をすべきか考えをまた述べさせていただくときがあればありがたいかなと思います。  なので、水道事業で今回それですぐ減免できますというお答えはできかねます。 ○議長(河野照代君)  奥田俊則議員。 ○13番(奥田俊則君)(登壇)  これで、私の一般質問を終わります。 ○議長(河野照代君)  これで、新政会、奥田俊則議員の質問を終わります。  しばらくの間休憩します。                 休憩 午後2時16分               …………………………………                 再開 午後2時30分 ○議長(河野照代君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、公明党、大瀧金三議員。 ○6番(大瀧金三君)(登壇)  私が、最後の質問者となりました。重複する質問もあろうかと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。  それでは、3項目について質問いたします。  1、通学路の安全強化について。  全国市区町村立小学校の通学路を対象に、文部科学省と国土交通省、警察庁が行った通学路緊急点検の結果が、令和4年3月4日に公表されました。  全国の通学路には、交通事故対策が必要な危険箇所が7万6,404か所ある実態が判明しました。  この緊急点検は、千葉県八街市でトラックが下校中の小学生の列に突っ込み、児童5人が死傷した令和3年6月の事故を受けて行われたものです。見つかった危険箇所については今後、学校や教育委員会を中心に対策を作成するとなっています。  今回の点検では、保護者、見守り活動者、地域住民から町への改善要望があった。過去に事故に至らなくても、ヒヤリハットの事例があったなどの観点が盛り込まれた。このように、現場の声を重視した実効性のある対策づくりが求められています。  交通事情の変化などで、新たな危険箇所が各地で見つかっています。また、車の速度が上がりやすい見通しのよい道路も点検基準に示されています。見直される点検基準を基に、通学路の点検を今後も随時行い、危険箇所を洗い出し、必要な対策を進めることである。  平成24年4月の京都府亀岡市で児童らの列に車が突っ込み、3人が死亡、7人が重軽傷を負う悲惨な交通事故が起きた後にも緊急点検が行われ7万4,483か所が上げられ、平成31年度末までに、ほぼ安全対策が終えられています。  子供や住民を守る安全対策に、もうこれで大丈夫と言えることはありません。今後もしっかりと進めていただきたい。  そこで以下の点について伺います。  ①大きな事故のたびに緊急点検が行われ、約7万件以上の危険箇所が見つかっています。町で行った新基準による点検で「危険、やや危険」など、危ない箇所はありませんでしたか。  ②町長の選挙公約に、防犯カメラ(見守りカメラ)設置を強く言われました。主に通学路を中心としたカメラ設置と考えられますが、どのような構想を描いているのかお伺いします。  ③町道浜幹線道路の播磨町役場前交差点から播磨南中学校北交差点まで約900メートルが直線道路となっています。小・中・高校の通学路であり、多くの児童が通っています。また、大池広場や住宅地とも隣接しており、スピードアップの防止策として、押しボタン式信号機などの設置が必要ではないかと考えます。同じく蓮池小学校区の瓜生交差点から北野添1丁目の交差点まで約700メートルの直線道路にも必要と考えますが、御見解は。  ④公明党愛知県本部が1991年に、子供の目線の高さから見た通学路総点検を実施し、国会でも通学路点検の必要性を訴えた結果、国は1995年から全国の小学校を対象にした通学路安全点検調査を実施しました。子供の視点にも配慮した点検の結果を伺います。  2、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の活用について。  文部科学省から今年の7月20日に公立学校のエアコンについて、改修や新設を行う場合に新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の活用を可能とする事務連絡が出されました。  コロナ対策による換気のためエアコンの稼働率が高く、故障するケースが多くあり、その対応策として出されました。  新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金について、感染拡大の防止の観点から空調設備の整備に活用することが認められるようになりました。また、エアコン整備費に関して、同臨時交付金のほか、文部科学省の学校施設環境改善交付金や緊急防災・減災事業債の活用も可能としています。  普通教室や特別教室のほか、体育館のエアコン整備など幅広く活用できることになりました。  そこで以下の点について伺います。  ①災害時の避難場所ともなる学校体育館のエアコン設置への活用は。大地震の不安や年々猛暑化してきている中、交付金の申請など早急に進めるべきだと考えますが、御見解は。  ②小・中学校のエアコンは、設置してから期間はあまりたっていませんが、台数も多くコロナ対応として稼働率が高くなってきています。故障や不備な点はありませんでしたでしょうか。  ③今後、交付される新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の活用について、最優先する事業としてどのようにお考えでしょうか。  3、新町長の町政運営について。  佐伯新町長が今後進められる町政運営について、一部ですが質問させていただきます。  町長は立候補の第一声で、町制施行60周年を迎えた今年は、新しいスタートとなる。都市経営の基本に立ち返り、皆さんと共に新しい播磨町をつくっていきたい。税収を増やし、人口を増やし、生み出された財源を福祉や教育に向ける。播磨町を強くするため、3つの目標を持って早急に取り組むと強く決意されています。新町長のこれからの町政運営に大きな期待が寄せられております。  (1)JR土山駅周辺整備。  長年、JR土山駅周辺の開発整備は、地域住民をはじめとし、町民の大きな要望でもありました。駅南側については、病院建設やBiVi土山、土山駅南ガーデンプラザなど、開発が進みました。
     そこで以下の点について伺います。  ①駅北側の開発整備についての構想を伺います。  (2)市街化調整区域の見直し。  播磨町は加古川、明石の両市と隣接したところが、主に市街化調整区域となっています。特に加古川市寄りは播磨臨海地域道路整備の計画も関係してくると思われます。  そこで以下の点について伺います。  ①どのような形で見直しを図ろうとされているのでしょうか。  (3)人工島(新島)の拡張。  人工島(新島)の造成工事は、昭和44年2月に開始され昭和47年3月の完成まで約3年かかりました。それまでには国・県との交渉など、長い年月がかかっております。  そこで以下の点について伺います。  ①社会情勢が不安定な今の時代にどのような規模の拡張を目指しておられるのでしょうか。  以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(河野照代君)  答弁、佐伯謙作町長。 ○町長(佐伯謙作君)(登壇)  公明党、大瀧金三議員の1点目の御質問、通学路の安全強化についてお答えいたします。  ①についてですが、千葉県のトラック事故を受け、令和3年7月9日付の文部科学省から通学路における合同点検の実施についての依頼に基づき、内容点検を行いました。  これまでの観点に加えて、1つ目、見通しのよい道路や抜け道等、車の速度が上がりやすい箇所。  2つ目、ヒヤリハット事例があった箇所。  3つ目、地域住民などから改善要請があった箇所の3点が追加され、これを踏まえて通学路再点検を行いました。  その結果、対策が必要とされる箇所が、小中学校合わせて13か所あり、通学路の変更やグリーンベルトの設置などの対策により、安全性の確保を順次行っているところでございます。  ②についてですが、香田議員の御質問でもお答えいたしましたが、現在、来年度からの新規事業として鋭意進めているところであり、具体的な内容については現在未確定でありますが、見守りカメラの設置については、ICTを活用したネットワーク方式を想定するとともに、機器等の保守については委託する方向で考えており、具体的な設置台数、予算、設置場所、運用方法等については、その方針等の策定に行い、これを定めた上で詰めてまいりたいと考えております。  ③についてですが、信号機の設置については、これまでにも地元からの要望に基づき、兵庫県公安委員会へ加古川警察署を通じて要望し、検討いただいておりますが、現実的な観点から、警察署からお聞きする要望ソースなどを鑑みると、浜幹線並びに瓜生から北野添1丁目までの両道路中間地点の交差部への信号設置は、日中・夜間の人、車の量、通行量において、これまで以上の新たな増加要因等も見込めないことから、信号機の設置については困難であろうと推測されます。  なお、浜幹線道路の播磨南中学校前については、以前にも議会においてお答えしておりますが、当初の信号機設置要望は認められず、横断歩道の切望に切り替えた後、兵庫県公安委員会の決定が得られ、現在、横断歩道が設置され、利用している状況となっております。  ④についてですが、このような総点検については、文部科学省等からも通知がないため、点検結果もありませんが、毎年実施している合同点検においては、目線を下げて状況を確認する等、子供の目線における状況も把握し対応策を検討しております。  2つ目の御質問、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の活用についてお答えいたします。  ①についてですが、体育館のエアコンについては、具体的な設置時期については決定しておりませんが、近年の地球温暖化や災害時における避難所としてのエアコンの必要性を鑑み検討してまいります。  ②についてですが、現在のところ故障や不備な点は特にございません。  ③の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金については、事業者支援分、原価価格、物価高騰対応分など、交付ごとに活用できる対象事業が異なっております。つきましては、国から新たに当該交付金に関する通知がありましたら、その趣旨を踏まえて町全体として必要な事業を検討してまいります。  3つ目の御質問、新町長の町政運営についてお答えいたします。  (1)の①については、長年の懸案事項であり、地元住民の合意形成が進めば、官民協働のまちづくりを進めていきたいという考えの下に、町としても優先的に地籍調査を実施し、まちづくり協議会の機運が醸成するのを待っておりましたが、地権者の合意形成が困難などの課題があり、なかなか進んでいない状況であります。  今後は、町ができること、地元がすべきことなどを整理し、町としても駅北再開発の手法などを調査研究し、地元に提示していければと考えています。その中で、地元住民の合意形成が進めば、住民・事業者・行政のそれぞれの役割分担と連携の下、協働によるまちづくりを進めてまいりたいと考えております。  (2)の①についてですが、播磨町西部の市街化調整区域の区域区分の見直しについては、加古川市と協議し調整し、播磨臨海地域道路の整備状況を見ながら、周辺地域の土地利用について検討してまいりたいと考えております。  (3)の①についてですが、本町にとって人口島(新島)は、最大の経済基盤であります。その人口島(新島)の拡張を目指すことが町政の発展に寄与するものと確信しておりますが、拡張の規模や手法などについては、今後、国や県に積極的に働きかけを行ってまいりたいと考えております。 ○議長(河野照代君)  大瀧金三議員の再質問を許します。  大瀧金三議員。 ○6番(大瀧金三君)(登壇)  それでは、再質問させていただきます。  通学路の安全強化についてなんですが、住民とか保護者から危険箇所についていろいろと指摘がされてると思うんですけども、その場合の確認点検はどのようにされてるのか、どういった状況といいますか、チームで確認されているのでしょうか、お伺いします。 ○議長(河野照代君)  堀江昌伸教育総務統括。 ○教育総務統括(堀江昌伸君)(登壇)  御質問の確認についてでございますが、播磨町では、通学路交通安全プログラムを制定いたしまして、その中の通学路安全推進会議を設置しております。  そのメンバーといたしましては、教育委員会及び小中学校の校長、それと道路管理者、各土木事務所であるとか土木グループであるとか、あと交通安全対策関係といたしまして加古川警察署と危機管理グループが参加いたしまして、通学路安全推進会議を設置しまして、その中で危険箇所等を確認して、対策を講じているところでございます。 ○議長(河野照代君)  大瀧金三議員。 ○6番(大瀧金三君)(登壇)  私の質問は、こういう住民から直接こういう指摘があって、即ちょっと調査をしなければいけない場所だと思うんですよね、住民が心配して電話かけてくださってるわけですから、そのときにすぐ対応されてるのかどうか。  例えば、学校の校長先生とは言いませんけども教頭先生とかその担当されてる教師がその現場に赴いて、ちゃんと確認して大丈夫であるのかどうか確認はされてるのかという、ただそういうマニュアルに書かれてるからそのようにやってますんではなしに、住民の声が直接届けてくれてるわけですから、その対応についてお聞きしてるわけなんですね。どういう形で行われてるのか。  よろしくお願いします。 ○議長(河野照代君)  堀江昌伸教育総務統括。 ○教育総務統括(堀江昌伸君)(登壇)  通学路安全推進会議を開催するに当たりまして、事前に学校から危険箇所を提示していただいております。その中には、学校側から発見した場所であるとか、保護者から危険だということで通報があった場所であるとか、様々な場所がありますけども、それらを取りまとめまして、会議に上がってきますので、それらを通学路安全推進会議で対策を検討してまいるという状況でございます。 ○議長(河野照代君)  大瀧金三議員。 ○6番(大瀧金三君)(登壇)  そのときに住民の声を受けてそういう会議に上げられるいうのは分かるんですけども、即、初期段階としての確認とかそういうことをされてるのかされてないのか、その辺について。 ○議長(河野照代君)  堀江昌伸教育総務統括。 ○教育総務統括(堀江昌伸君)(登壇)  学校側にそういう住民とかPTAとかから危険箇所の指摘があった場合、その場合、学校側でまず現地の確認に行っていただきまして、緊急を要する場合には、教育委員会に連絡をいただいてしかるべき対策を取っているという状況でございます。 ○議長(河野照代君)  大瀧金三議員。 ○6番(大瀧金三君)(登壇)  そのときに、指摘してくださった方に対してのフィードバックといいますか、見た結果こうであったという結果の報告とか、どうであったかということは報告されたりはされてるんでしょうかね。非常に細かいことなんですけども、そういう指摘されとる、非常に心配されて指摘されてくれてるわけですから、どうであったかは、早めに知りたいというか、調査してくれたのかなという不安もあるんですね。だから、そういう形でその方に対してのある程度の返答といいますか、回答はされてるのかどうかということを確認したいと思います。 ○議長(河野照代君)  堀江昌伸教育総務統括。 ○教育総務統括(堀江昌伸君)(登壇)  教育委員会では、どこのどなたがそういう指摘をされたとかというところまでは把握しておりませんが、学校側は誰が言ってきたかという情報はもちろん把握しておりますので、その辺につきましては、学校側から緊急の場合、そういう対策しますとかしましたという報告がなされているものと考えております。  あと、町のホームページに通学路の危険箇所の対策の一覧を載せておりますので、それを見ていただくと、どこでどういう状況があってどういう対策をしたかが一目瞭然になっております。そのホームページには、地図もつけておりますし、対策箇所の前後の写真もホームページにアップしておりますので、それらを確認していただければお分かりになるのではないかと考えます。 ○議長(河野照代君)  大瀧金三議員。 ○6番(大瀧金三君)(登壇)  それでしたら、そういう指摘があった箇所について、記録とかそういうものを取って次また指摘されるかも分からないという参考のために、そういうきちっとした記録が取られてるんでしょうかね。今、ホームページで出してるということを言われたんですけども、そういう記録として残されてるのか。  というのは、そういう指摘がどんどん住民の方が心配されて言われてるわけですから、その次の見直し、何遍もここ言われてるなということで、その改善につながるんではないかなと思うんですけども、その点について、記録とかそういう次回の参考のために取ってるということかどうか、聞きたい。 ○議長(河野照代君)  堀江昌伸教育総務統括。 ○教育総務統括(堀江昌伸君)(登壇)  通学路安全推進会議におきまして、まだ未解決の対策の箇所、それにつきましては、次年度以降もそういう未対応の場所が一覧としてまだ残っておりますので、そういう記録を残していくことによって、引き継がれていくと考えております。 ○議長(河野照代君)  大瀧金三議員。 ○6番(大瀧金三君)(登壇)  ありがとうございます。  それでは、②の防犯カメラ、これは議員それぞれ質問されたので、ほとんどもう出尽くしたかなと思うんですけども、1点だけ実施に向けて進めてるということで、この実施するに当たって、防犯カメラとなりますとかなり広い範囲の撮影対象が、広がるんかなという感じを受けるんですね。それに対して、住宅といいますか近隣の家が少し映し出される可能性も出てくるのかなということで、そういうプライベートなことに対して住民の、近隣のカメラを設置する場所の住民に対しての理解が必要やと思うんですね。そういうことに対してどのようにお考えなんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  当然、防犯カメラですので、その付近の状況を映すことになってまいります。当然、道沿いにあられますそういう家屋ですね、そういったものも映るようになってまいります。その辺りは、説明会というんですか、その地域にはこういう形のものをつけますよということの徹底を図って、中にはやはりちょっとうちは困るというところがありましたら、位置を変えるとか、どうしてもその場所でないとカメラが無理であるんであれば、今でしたらスクランブルって黒く塗れるような状況もできますので、その辺りは対応も考えていきたいと思います。 ○議長(河野照代君)  大瀧金三議員。 ○6番(大瀧金三君)(登壇)  はい、分かりました。  それでは、③の信号機についてなんですが、先ほどの各議員の質問に対して、原則することはできないということなんで、それに対しまして、こういう私が申し上げてる通勤・通学時間帯に手押し式の信号機を設けて、その時間帯だけ自由に渡れると、今、交通指導員が18名おられるわけなんですけども、危ない地点に立っていただいてるんですが、旗を上げても通勤時間で皆さん急がれてるわけなんですね。なかなか止まってくれないです。体を張って止めなければならない状況があるんですね。そういうことについて、交通量が多い、なかなか横断できないという時間帯に手押しで信号でぴしっと止めて、子供たちが渡れるような方式はできないんでしょうかね。  こういうことについて、今までに兵庫県公安委員会とか警察とか、こういう提案をしたり要望を出されたんでしょうか。出されてもはねられるというか、却下されてるような状態みたいなんですけども、こういう子供たちが渡りたいときに手押し信号機で渡られる、安全に渡られるという方式は訴えられてるん、要望されてるんでしょうかね。  その点、お伺いします。 ○議長(河野照代君)  日野統内危機管理統括。 ○危機管理統括(日野統内君)(登壇)  播磨南中学校前の信号につきましては、先ほどの答弁にも御説明を申し上げましたとおり、信号の御要望が地元、それからPTA含めまして、学校もそうですけれども、いただいておりまして、それを公安委員会に信号の要望として出しております。それでも兵庫県公安委員会としては要件を勘案すれば信号の設置にならないといったような回答が返ってまいりましたので、そこに対して、それでは通学路として確保ができないというところで横断歩道に要望を切り替えて、何とか横断歩道がついたといったような状況でございます。  ですので、信号について、もう一度信号の要望ということを恐らく出したとしても、今の状況としては、推測ではありますけれども、もちろん公安委員会に提出することは可能なんですけれども、今の状況としては、推測としては恐らく無理だろうと。  参考までに申し上げますが、加古川警察署で信号で令和3年度で、詳しい実数は聞いておりませんけれども、二百数十基の要望が上がってます、加古川警察署管内だけで。そのうち、それと合わせて兵庫県の交通安全計画、そこに載ってる信号の設置数は、15とか16とかそういう数字なんです、兵庫県全体で。ですから、いかに信号設置が難しいかというとこをお伝えしたくて、今そういった数字を申し上げたんですけれども、今現在は、信号の設置ではなくて、どちらかというとそれ以外の、いわゆる歩行者、運転手に対してのソフト化のほうに動いておりまして、なかなか実態としては信号の設置には至らないというのが現状かと考えております。 ○議長(河野照代君)  大瀧金三議員。 ○6番(大瀧金三君)(登壇)  先ほど、横断歩道を設置したということなんですけども、横断歩道ではなかなか車で運転されてる方が止まってくれないわけなんですよ、なかなか。だから、そういう信号が必要ではないかなと思うんですね。なかなか出してもかなり多くの要望があってつきにくいということなんですけども、これからもそういう要望を続けていかないと、それに目を向けていただけられないんじゃないかなと思うんですね。今後もある程度、そういう自治体としても危険、危ないというようなことが感じられてるところでしたら、そういう要望をし続けることが必要ではないかなと思うんですけども、その点についていかがでしょうか。 ○議長(河野照代君)  佐伯謙作町長。 ○町長(佐伯謙作君)(登壇)  初めての議会で、これだけの多くの議員の方がこの問題を注視されてて、御質問いただきました。私の胸にもかなりずしりと重たいもんをいただいた気がします。ですんで、私からも兵庫県公安委員会というところが、もう本当に決定する機関でございますので、本当に要望等を申し上げて、声なき声をちゃんとつないで兵庫県公安委員会に持っていきたいなという固い決意が、本当にこの議会で生まれたような気がしますので、頑張っていきたいなと思います。 ○議長(河野照代君)  大瀧金三議員。 ○6番(大瀧金三君)(登壇)  ありがとうございます。  それでは、この④の子供の目線についてなんですが、これは、公明党愛知県本部が早い、もう1991年に大人ではなし子供の目線に立って確認してほしいということで、私も毎朝登校の見守りをさせていただいてるんですけども、北池公園が通学の集合場所になっておりまして、過去にはすごい植木が高い位置まで植え込まれてまして、非常に子供目線、大人目線でも道路が見えないという形であったんですけども、これは訴えさせていただいて、今はもうすっきりと低い低木、刈り込んでいただいて、子供の目線でも道路が見渡せる。あそこは出口が狭いもんで、階段になっておりまして、狭いもんですから、飛び出しの危険があったんですね。そういう形で非常に低く刈り込んでいただいて、安全につながってるんですけども、そういう事例が各場所にあると思うんですね。そういう場所については何か所ぐらいというか、あったんでしょうかね。ざっとでいいです。  これは質問項目の中に入ってないので、どれぐらい見つかってるんでしょうかね、毎年何か所ぐらい見つかって、そういうそれに対しての、いわゆる次に対する対策としての記録は取られてるんでしょうかね。こういうところが危ないところがあったという形の記録ですね。 ○議長(河野照代君)  堀江昌伸教育総務統括。 ○教育総務統括(堀江昌伸君)(登壇)  子供の目線から見て危ない箇所がどのぐらいあるのかという御質問でございますが、私ども学校に調査依頼をかけるときに、そういう観点からの調査といいますか、調査項目には入っておりませんので、ただ単純に純然とある危険箇所ということで学校からは上げていただいております。  ただし、合同点検とかの際に、現場行きますと、今おっしゃいました植栽の高さでございますけども、そういう部分については大人の目線と子供の目線で車等からの発見のされ方が全然変わってまいりますので、その辺りを踏まえまして、現場点検は実施しております。 ○議長(河野照代君)  大瀧金三議員。 ○6番(大瀧金三君)(登壇)  本文でも申し上げましたけども、これで大丈夫という安全対策に結果はございませんので、今後もしっかり続けていっていただきたいと思います。  それでは、2項目めの新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金についてお伺いいたします。  令和4年度の交付金の2回目の申請が7月29日に終わってもうあれなんですけども、今後、またこういう交付金が出てきたときに、町としてすぐ申請できる状態になってるのかどうか確認させていただく意味で伺わせていただいたんですが、先ほど、町長の答弁では、体育館のエアコン、検討してもう実施に向けていくという理解でよろしいでしょうか。 ○議長(河野照代君)  佐伯謙作町長。 ○町長(佐伯謙作君)(登壇)  本当に、これ試算した中で5、6千万円するんですね。だから、ちょっと高いんですけど、それを高いからいうてほったらかしにできるもんでもございませんし、ただ、稼働率の問題もあるんで、そこは本当に将来予測、今回の質問でもいただきました10年の見通しの中でどうすべきかというのを私もちゃんと勉強して、また公表させてもらいたいなと思いますので、やろうとはいう検討はさせてもらいます。 ○議長(河野照代君)  大瀧金三議員。 ○6番(大瀧金三君)(登壇)  前向きな答弁ありがとうございます。  学校のエアコンについては、ガス方式ということで、設置してからそうたってないんですけども、ほとんどは事故がなかった、直すところがなかったということで理解でよろしいでしょうか。 ○議長(河野照代君)  堀江昌伸教育総務統括。 ○教育総務統括(堀江昌伸君)(登壇)  小中学校の教室のエアコンにつきましては、まだ設置してから時間はまだあまり経過しておりませんので、特に不具合等もなく順調に稼働しております。 ○議長(河野照代君)  大瀧金三議員。 ○6番(大瀧金三君)(登壇)  それでは、普通教室いうか、まだエアコン設置されてないような教室とか部屋とかがあるんでしょうかね。もしあるんであれば、こういう機会ですから、交付金を利用してつけたらどうかなと思うんですけども、よろしくお願いいたします。 ○議長(河野照代君)  堀江昌伸教育総務統括。 ○教育総務統括(堀江昌伸君)(登壇)  播磨町の小中学校におきましては、普通教室等、特別教室全てにエアコン設置しておりますので、新たに設置する場所はございません。 ○議長(河野照代君)  大瀧金三議員。 ○6番(大瀧金三君)(登壇)  それでは、3項目めなんですけども、今後、交付されるかどうか分からないんですけども、こういう交付されたときの早い申請する意味において、こういう何か考えられてるのかなと質問したわけなんですけども、例えば国から新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の活用が可能な事例ということで出されてるんですね。これ107も事例が出されてるんですね。この事例の中で、播磨町に合った事例がなかったのかなと思うんですね。こういう事例があるんですから、今度来たときにこういうことを出そう、こうして早う申請を出そうという下準備が必要だと思うんですね。そういう検討はされたんでしょうかね。そういう事業あることは御存じでしょうか。事業例が出されてるんやね、107もの事例が出されてるんですよ、国から。その中で播磨町で、私も見たんですけども、合うものがあるのかどうかなと思うんですね。
     だからもう早めにそういう手だてといいますか、準備が必要ではないんかなと思うんですね。 ○議長(河野照代君)  答弁、岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  今、大瀧議員が事例があるとおっしゃっておるんですけど、臨時交付金といいますと、毎年国の補正予算とかでつきまして、例えば今年の場合、今年の場合のメニューにつきましては、物価高騰とか経済対策とかいうことに絞られております。臨時交付金も毎年、毎年交付されますので、そのとき、そのときの時点の事例としてこういうことがありましたよということで結果について掲載をされてるということやと思います。それが、毎年同じ目的でこの新型コロナウイルス対応地方創生臨時交付金が出るかといいますとそうではございません。毎年新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金要綱が国で変えられます。新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金要綱が出たときには、例えば令和4年度については、今回物価高騰と本省繰越し、本省、本体プラスこういう疲弊した商業に対してとか、そういう目的が出てまいりますので、今多分おっしゃっとっての事例は、いつのやつかちょっと分かりませんけども、そのとき、その年の事例の中で、そういうふうなものに対応してるものではないかなと推測をされております。  あと、本町におきましては、そのメニューを見まして、それに対して町内でできるようなことについて事業化をしているというような状況でございます。 ○議長(河野照代君)  大瀧金三議員。 ○6番(大瀧金三君)(登壇)  先ほど言われたように、その時々に応じていろんな交付金が出されるわけなんですけども、こういうものがあるということを早めにキャッチして、次出されたときに、ああこの事業は当てはまるんだなということで早めの申請に向けて検討していってほしいなと思って、今回質問させていただいたわけです。  いろんな交付金の使い方があるんですけども、例えば、かなり実施してきている自治体が多いんですけども、公共施設の中で男性トイレにサニタリーボックス、最近は高齢化されて紙おむつされたり、男性の場合でしたら下の病気でどうしても紙おむつを当てないかんということで、そういうことが多くなってきとるんですね、高齢化に伴って。それに対して、男性に対してもこういうトイレにサニタリーボックスが設けられている自治体が多いんですね。こういうことについて認識はお持ちでしょうか。 ○議長(河野照代君)  岡本浩一理事。 ○理事(岡本浩一君)(登壇)  はい、サニタリーボックスということで、今町内の全部の施設ではないですけども、本庁舎、第2庁舎におきましては、サニタリーボックスを男子トイレに全て置いております。 ○議長(河野照代君)  大瀧議員、少し広範囲に広がってますので、通告に従って質問してください。  大瀧金三議員。 ○6番(大瀧金三君)(登壇)  交付金の活用ということで、こういうものに活用されてはどうかなという1つの事例で挙げさせていただきました。  それでは、3項目めの新町長の町政運営について質問させていただきます。  JR土山駅前の開発につきましては、本文でも申し上げましたように、南側に関してはある程度整備が進んできております。北側に対しては、なかなか開発が進んでないと、過去にも鉄道の高架化があったんですけども、立ち消えになって、何年かたってるんですけども、そういう地権者との合意が必要でなかなか進まないということなんですけどもどういう話合いが行われて、どういう問題が今あるのかというのは、つかんでられるんでしょうかね。こういうことについて、解決していかざるを得ないという、なかなか。 ○議長(河野照代君)  高見竜平理事。 ○理事(高見竜平君)(登壇)  JR土山駅の段階でなかなか、従前は第3金曜日でしたかね、職員が土山駅北地区まちづくり推進協議会に行かれてやってたのはお聞きしております。その後、答弁の中にもあったように、地籍調査は優先的に土山のほうに振り替えております。そのときに職員は、地籍の立会行かれたときに、いろいろ聞いております。早くやってほしい言う方と、なかなか合意形成の中で難色を示される方があるという状況で、今お聞きしております。  ですので、速やかにさっと行くかいうたら、なかなか地域のものというのがありまして、合意形成がなかなか進まないことには、前に進まないということで、今回、町長の公約の中にあるように、そういうのも踏まえた上で、今後、何らかの形で会議とか住民の意見集約をまたやられるということで考えております。 ○議長(河野照代君)  大瀧金三議員。 ○6番(大瀧金三君)(登壇)  過去にJR土山駅横の踏切について拡張を、一般質問で訴えさせていただいたんですけど、その辺の拡張ですね、踏切の拡張。ある程度、交通がスムーズ、車・歩行者についてもスムーズに行ける方策などの検討ですね、その後どのような検討をされたんでしょうかね。これは私が議員になり始めたときに拡張、あそこは随分と朝混みますので、少し拡張の余力があるのかなと思って質問させていただいたんですけども、そういう流れがスムーズになると開発も進んでくるんではないかな。最近も住宅もちょっとなくなって、ちょっと広くなってきてるのかなと思うんですけども、その辺の拡幅工事については、JRとかそういう打合せ等、話はあったんでしょうかね。 ○議長(河野照代君)  高見竜平理事。 ○理事(高見竜平君)(登壇)  踏切といいましたら、県道になってこようかと思います。県道のところで、今2車線で駅の横で踏切で開かずの踏切とまでいくかいかないかというのは、時間的なものによって判断されようかと思います。近くに横断歩道橋があって、用地の問題等々あります。町のほうで県・町事業連絡会議があります。その中で、そういう箇所は事業の中で要望いう形はやっていくんですけども、主体的に県がこういった観点でできないとか検討するという会議で今まで止まってきてるかなと考えております。  ですので、都市計画のそういう分野の中でそういうのは取り入れたことはないんですけども、県・町事業連絡会議の中で県道明石高砂線であるとかJR土山駅の踏切のところの部分の改修とかという要望は過去には上げたような記憶にあります。ただ、それが前に進んでるかは、把握しておりません。 ○議長(河野照代君)  大瀧金三議員。 ○6番(大瀧金三君)(登壇)  先ほども申したように、今後、そういうことについて要望を続けていっていただけたらと思います。  それでは、(2)の見直しですね。  市街化調整区域の見直しで、まず問題になるのが、どんどん宅地化されて自然が失われているということで、そういう大きな公園とかそういう緑の広い土地を残すかという問題があるのかなと思うんですね。ほとんど宅地化も見直しに当たって、今住宅地と隣接してる部分から解除していくのか、例えば、境界線から解除してくるのか、飛び地であるけども解除していくのかという考え方がいろいろあると思うんですけども、どういうお考えなんでしょうかね。 ○議長(河野照代君)  佐伯謙作町長。 ○町長(佐伯謙作君)(登壇)  この権限って実は町にはないですね、兵庫県なんで。各近隣の加古川市、東は明石市ときちんと協議進めて、その中で合意になった中で県との調整に入っていける段階ですので、まだまだ全然、産声上げた状態ですので、今から各市町組んで、県にも声を届けてやっていきたいという状況ですので、本当にまだ上げたところですので、まだどういう状況、もちろんいろんなことをしていきたいという気持ちはあるんですけど、まだ、調整もしていかないといけない段階ですので、そういった状況の中での今産声やということで御理解いただければと思います。 ○議長(河野照代君)  大瀧金三議員。 ○6番(大瀧金三君)(登壇)  この件については、東播都市計画区域ということで、県が権限持ってやられてるわけなんで、町長の今の段階でどういうお考えなのか質問させていただきました。 ○議長(河野照代君)  大瀧金三議員、時間注意してください。 ○6番(大瀧金三君)(登壇)  3項目めなんですけども、新島、人口島なんですけども、今年8月23日に東播磨3市2町の首長会議で齋藤元彦知事との懇談会が2年ぶりに行われたんですけども、そのときに佐伯町長は、企業の拡大のため、新島の拡張も含めて検討してほしいと齋藤知事に訴えられたという記事、新聞で見たんですけども、そのときの知事の回答を得られたのか、どういう感じだったのか、その点をお聞きしたいなと思いまして。 ○議長(河野照代君)  佐伯謙作町長。 ○町長(佐伯謙作君)(登壇)  知事には夢だというふうに答えられました。夢ですねというて答えられました。夢ですね、ドリームです。 ○議長(河野照代君)  大瀧金三議員。 ○6番(大瀧金三君)(登壇)  新島が完成して50年たってきておるわけなんですけども、現在入られてる企業の方が撤退されないような方策として、護岸整備、今後起こる地震に対しての護岸整備、それと第2の橋ですね、というような検討などのほうが優先されるんではないかなと、今約60社近くの企業が入っておられます。その企業が津波対策として、ここからもう駄目だから、他の陸地のほうに移転しようという企業の話などはあるんでしょうか、ないんでしょうか。 ○議長(河野照代君)  佐伯謙作町長。 ○町長(佐伯謙作君)(登壇)  播磨町なんですけど、まず、緑地率を新島1%にさせていただきまして、当時出ていかれるような話のあった企業は実はほんま数社いらっしゃいました。内陸部についても変わってしまうような話言われてる企業いらっしゃいました。でも、そこも20%から10%に落としましたので、今、きっちりいてくれてます。  何が言いたいかといいますと、今回、新島の話、私させてもらいましたけど、そういった企業で守らせてもらうということもあれなんですけど、まず、橋がずっと要望、町も出してますけど、ずっと県に無理だ無理だいうてずっと断られてます。そしたら、結局孤島になってしまうんです。孤島になると企業にとっては従業員守らないといけないんで、それは要望も言われますし、もう当然、そこの企業危ないということになっちゃうんですよ。そういった風潮が出ない今のこの時期に、そして、景気もいいこの時期にこそ、声を上げて新島を埋めてもらったら、明石市の第2人口島には2本の橋が架かってます。うちの1本を合わせれば3本の橋になりますので、どこかがもてば皆さん脱出できるような話でつながるようになりますので、単純に埋めるとかいう話ではなくて、安全面の話も込みでの話にさせていただいてるんですけど、今のこの時期にすると夢だと言われますけど、じゃなくて兵庫県も我が播磨町の議会も行政も一体となって播磨町の新島を埋めることはこんだけ必要なんやという要望を共に力を合わせて言っていかせていただかないと、大事な企業は逃げてしまうんではないかという怖さがありました。  自分が担当のときから、そういう思いを持って緑地率から始めてみようということでさせてもらったわけなんですけど、もっとこうやって挑戦させていただいて、この地位にさせてもらうに当たりましては、新島全体を守るべく今回埋めて、そういう安全も確保して企業の拡張ということを狙っての両方の側面から今回声を上げさせていただいたんですけど、知事には夢やいうことで終わらせてしまったんですけど、そうではなくて、本当に地元国会議員、県議会議員、知事、地元の町議会議員の皆様、手と手を取り合って播磨町に新島つくろうやないかという声が上がってきていただきたい。それで強いまちにすれば、福祉や教育、本当にお金回せるんですから、そういったもう一回都市経営の基本に戻っていただいて、皆さんとともにそういう大きい夢にもチャレンジしていきたい、こんなん私の代でできるとは思ってませんが、ああ、あの人がああやって言うたから今できてんなという時代がいつの日か来ることを夢見て、それこそ夢ですけど、今、夢で終わらせたくないので、そういう思いを持って発言させていただいた次第でございまして、公約といいますか、この目標を持ってチャレンジしたいという思いの公約にさせていただいてますんで、ぜひとも皆さんの御理解いただきたいと思います。 ○議長(河野照代君)  大瀧金三議員。 ○6番(大瀧金三君)(登壇)  先ほど、そういう橋の件も出たんですけども、もう播磨町として東新島も一部所有してるわけなんですね。明石市との交渉も必要なんですけども、この新島と東新島を結んで明石市のルートで避難できるという一つの構想なんですけども、そういう橋を造る構想もあるんではないかなと思って、質問させていただいたわけなんですけども、その点の東新島とも結んで、こういう明石市に行けるというルートの件について、明石市との調整も必要なんですけども、その点についていかがでしょう。 ○議長(河野照代君)  高見竜平理事。 ○理事(高見竜平君)(登壇)  今の最後の話は、新島と東新島を橋でという話やと思います。航路があのあそこに走ってまして、まず、その問題を1つクリアしなければならないと。それと大型貨物船がよく入っております。その高さを考慮すると、ループ橋でずっと上に上げていって向こうへ飛ばすような格好になるという形になります。  以前、加古川土木事務所港湾課、あるいは県の土木事務所の方にも播磨町新島連絡協議会の中で、町長がおっしゃったように、従業員の命のために何とかしてよという要望が毎年上がってきます。今回も10月下旬か11月の頭に今調整中ですけども、恐らく同じような内容が上がってこようかと思います。できない、できないという回答ではなくて、どうされますかいうことで、町と播磨町新島連絡協議会との話の中で、県のことなので知りませんいうわけにもいかないので、担当は今土木グループが県に連絡取り合いまして、こういうのできてるんですけどという話でもう一本の橋とかいろんな感じで提案していただいてるのが今の現状です。  今回、新島の拡張の話の中で、県の職員はじめ土木事務所の方々皆さん非常に敏感になっております。本当に播磨町動くんじゃないかということで、なのでループ橋になるのか海底トンネルかというような、そういう話。形あるものをお金があれば何でもできるんですけど、なかなか漁業権の問題等もございます。ですので、その辺も踏まえた上で検討、あるいは要望いう形で進めていく、協議していくという形で考えております。 ○議長(河野照代君)  大瀧金三議員。 ○6番(大瀧金三君)(登壇)  佐伯町長の所信表明が実現することを祈りまして、私の質問を終わらせていただきます。  ありがとうございました。 ○議長(河野照代君)  これで、公明党、大瀧金三議員の質問を終わります。 ………………………………… ◎散     会 ………………………………… ○議長(河野照代君)  以上で、本日の日程は全て終了しました。  お諮りします。  委員会審査等のため、9月8日から9月15日までの8日間、休会したいと思います。御異議ありませんか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(河野照代君)  「異議なし」と認めます。  したがって、9月8日から9月15日までの8日間、休会とすることに決定しました。  次の会議は、9月16日、午前10時より再開します。  本日は、これで散会します。  御苦労さまでした。                 散会 午後3時30分...